プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー(1/30-2/6)

2/6

京都 シルクロードステークス (G III) 芝1200m
5歳上別定

 今年から短距離路線が見直されて、この時期にシルクロードSが行われるようになった。高松宮記念までまだ間隔があるせいか、中3週だった去年までほど好メンバーは揃っていないような気がする。

 そのような手薄なメンバーに交じって、G1馬が出走する。しかもあのタイキシャトルを下した強い(筈の)G1馬マイネルラヴである。普通に考えたらマイネルラヴで決まりなのだが、問題なのは59kgという斤量。昨年の阪急杯(58.5kg)でも掲示板がやっとだったし、富士S(59kg)では惨敗している。57kgまでなら大丈夫だが、58kgを超えると力を出せない馬なのかもしれない。そんなことはなく休養明けに弱いだけかもしれないが、人気も1本かぶりになることだろうから、死角のあるマイネルラヴは消しである。

 本命は摩耶Sの覇者タイキダイヤ。後に淀短距離Sを勝ったジョープロテクターに0.4秒差をつけて勝っている。摩耶Sはハンデ戦でタイキダイヤは52kg、ジョープロテクターは55kgだったが、今回もタイキダイヤが54kgであるのに対し、ジョープロテクターは57kgであるので問題はない。タイキダイヤ、ジョープロテクターとの力関係から見て、淀短距離S組とタイキダイヤ以外の摩耶S組は消せる・・・・と思っていたのだが、ジョープロテクターにアンカツが騎乗する模様。鞍上が魅力なので、対抗はジョープロテクターとしておこう。

 その他の馬では京都牝馬からの連闘となるブロードアピールが狙い目。ここ2戦ほど牝馬限定戦で惨敗しているのでそれほど人気にならないであろうが、惨敗は距離が長かったことによるもの。1200mなら6戦3勝2着1回と好成績をおさめている。





タイキダイヤジョープロテクター 1000pts


ブロードアピールタイキダイヤ
ジョープロテクター

1着ブロードアピール1:09.5
2着トロットスター1.1/4
3着タイキダイヤクビ
4着マイネルラヴクビ
5着ダイタクカミカゼ1.1/4
単勝13910馬連8−137,060
複勝13270ワイド8−131,840
43010−13510
101508−10890
枠連5−82,010
[的中] 1000 x 5.1 = 5100pts




 なんか押さえでワイドが当たったのだが、連に絡むと思ったタイキダイヤが3着で、3着ならあるだろうと思ってワイドで狙ったブロードアピールのほうが1着とはねぇ。馬連とワイドのダブル的中といきたがったが、連の相手ジョープロテクターが8着に敗退。やはり、淀短距離S組はレベルが低かったか。

 ブロードアピールはやはりやってくれた。マイルじゃ全然ダメだったが、1200mだと牡馬相手でもやってくれる馬なのだ。

 2着に突っ込んだのは東の伏兵トロットスター。

 マイネルラヴは4着。59kgの斤量だとこんなもんだろう。



小倉 小倉大賞典 (G III) 芝1800m
5歳上ハンデ

 今週のこのページでの予想は2本立て。何故か府中市民であるにもかかわらず、府中以外の2場の日曜メインの予想である。このコーナーで小倉の予想をするのはホント久しぶりだ。

 ハンデ戦だけに、波乱の余地が充分ある。ハンデ戦のG3といえば函館記念で私の万馬券的中に貢献し、中山金杯も勝ったジョービッグバンであるが、今回は56kgである。ハンデが軽くなければ好走しないようなので連軸からは外す。

 短い直線の小倉コースだけに前残りもありうるが、逃げると思われるアンブラスモアはハンデ頭の58kgである。この斤量じゃいくらなんでもきついだろう。

 本命はハンデの有利な馬。というわけでヒコーキグモ。ここ2戦オープン特別で0.3秒差、0.2秒差という安定した成績なのにもかかわらず54kgは有利だ。アンブラスモアという逃げ馬がいるのが懸念されるが、ヒコーキグモはどうしても逃げなければならないという馬でもないだろうから、アンブラスモアにいかせて番手で勝負し、直線で抜け出せば、斤量を活かして粘れるだろう。

 相手に人気薄が来てくれることを祈りつつ総流しといこう。





ヒコーキグモ(総流し:15点)100pts

1着ジョービッグバン1:48.0
2着ロードサクセサーハナ
3着ドラゴンライト2
4着ビッグサンデー3/4
5着セイウンエリア1/2
単勝15440馬連7−151,770
複勝15190ワイド7−15770
2202−151,030
3202−71,230
枠連4−81,050




 ジョービッグバンが勝ってしまった。これで重賞2連勝。ハンデのG3ならハンデが軽くなくても勝てるのか。勝利の味を覚えて、成長したのかな。

 ハナ差の2着がロードサクセサー。この馬もハンデは軽くはなかったが、1着と差のないレースをした。

 ヒコーキグモは後ろから3番目。結局ハンデ差は生かせなかった。好位につけたが、直線では見事に下がっていってるし。一応カブトヤマ記念の勝ち馬(テイエムトッキュー)には先着したが(^^;

 

1/30

東京 東京新聞杯 (G III) 芝1600m
5歳上別定

 今週から我が本拠地府中に開催が戻ってきた。というわけで今日(1/29)さっそく府中に参戦してきた。といっても府中市内に住んでいるため場外発売中もしょっちゅう東京競馬場にいるのだが。今年初の府中での競馬での我が馬券成績は見事にノーホーラ。京都のメインで複勝は当てたのだが、東京競馬場で行われたレースでは1つも当てていない。やはり、府中市民のメンツを保つためにも明日こそは府中のレースで馬券を当てていきたい。というわけで、明日の府中のメイン東京新聞杯の予想である。

 まず、軸はシンボリインディでしょうがない。昨年のNHKマイルカップの勝ち馬であり、今回のこのレースはマイルCと同じ東京マイルコースである。東京マイルコースは4戦3勝2着1回と実績のあるコースである。前走の有馬記念は鉄砲で出てきて惨敗だったが、距離が長いことと久々だったことを考えるとしかたのない結果である。一叩きされた今回はまず連を外さないだろう。前走の惨敗で人気を下げて欲しかったが人気になる模様。というわけで相手を絞っていこう。

 シンボリインディ以外はドングリの背比べ状態で混戦模様。おそらく2番人気になる馬はシンコウエドワードだろうが、NHKマイルCでエルコンドルパサーの2着というのがあるものの5歳以降オープンでは不振。前走は準オープンで勝っているが、オープンで通用するほどに復調しているかどうかは疑問が残る。単なる早熟なのかもしれないし。他にもヒモ候補として有力な馬はたくさんいるのだから、もっと人気のない馬を相手に選んだほうが良さそうだ。

 相手の筆頭はダイワカーリアン。勝ちきれないまでも堅実な馬で2着が多く、連の相手としてはふさわしい馬である。おそらく逃げることになるだろうが、差し・追い込み有利の府中でも開幕週なので、逃げ・先行馬が粘りやすい(直線の距離が変わるので後ろからいく馬の騎手が仕掛けどころを間違うことが多いため)。また、前走ハイペースでも逃げて粘れるところを見せたので、ペースが速くなっても大丈夫だ。

 その他ではマイル巧者エガオヲミセテ。前走の阪神牝特で惨敗したため人気を落とすだろうが、もともとマイルの得意な馬なので再度狙ってみよう。マイルなら牡馬相手でも一線級のいないここでは勝負になるだろう。更に、昨年の3着馬シンボリフェザードも狙い目。キングヘイロー、ケイワンバイキングが出た昨年よりもレベルは低いメンバーなので、今回はチャンスだ。





シンボリインディダイワカーリアン1000pts
エガオヲミセテ500pts
シンボリフェザード

1着ダイワカーリアン1:33.6
2着チェックメイトアタマ
3着バイオマスター1/2
4着エアガッツ-1.1/4
5着キングオブダイヤ1/2
単勝132,670馬連5−139,700
複勝13430ワイド5−131,800
4408−131,640
3205−81,860
枠連3−73,300




 シンボリインディは付加賞金すらもらえない9着に敗退。確かに去年のNHKマイルCはあまりレベルが高そうではなかったが、数ヶ月前に府中マイルのG1を勝った馬がこのメンバーでこれじゃ負けすぎだ。ひょっとしたら早熟なのかもしれない。このままタイキフォーチュン路線をたどるのか?

 勝ったのはダイワカーリアン。8歳にして重賞初勝利。年齢が年齢だけに今後の上積みがあるかどうかは不明。この馬が勝ちそうになった時はシンボリインディが突っ込んでくるものだと思っていたので「取った」と思ったのだが。

 シンボリインディの代わりに最後の直線で突っ込んできたのがチェックメイト。末脚を活かすタイプなので、直線の長い府中は向いているのだろう。

 人気薄(といってもそんなには薄くなかったが)同士で万馬券かと思われたが惜しくも97倍の配当。シンボリインディが一本かぶりだったので、切るのが正解だったか・・。


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