2000年12月23日(祝) 6回中山7日目 14:40発走
10R 第123回中山大障害
 障害4歳以上・オープン・J・G1(定量) (混) 芝 4100m

 有馬記念とならぶ暮れの風物詩。今年から何故かその有馬記念の前日に日程が変更となった。昨年まではスプリンターズSと同じ週だったが、今年はそのスプリンターズSが時期変更。そうしたら、有馬の前の週のG1が無くなるわけだから、大障害まで移動することは無かったと思うのだが。私のような3歳戦はG1とは思っていない人間にとっては、JC以来のG1である。

 さて、暮れの大障害は別定戦時代から1番人気が健闘していた。そして、昨年から定量戦へと変わった。別定時代も、コケた1番人気は重斤量を背負わされカンカン泣きしたケースがほとんどだったので、定量のここは堅いと思ったほうがよい。

 というわけで、本命はゴーカイである。昨年のこのレースが2着で今年の春のグランドジャンプを制覇。これは有馬記念のテイエムオペラオーよりも堅いと思っている。前走のイルミネーションJSは3着だったが、あれは所詮休養明けの叩き台。勝負はここなのだから、今度は必勝体勢だろう。むしろ前走負けたおかげで必要以上の人気にはならないので、むしろ勝たなくてよかったぐらいである。

 障害レースは平地以上にコース適性が重要だというのが私の持論。大障害コースは中山でも特殊なコースだが、それでも中山の障害コースで実績のある馬を狙ってみる。下って上るバンケットなんて日本には他には無いはずだし、中山コースへの適性は重要なのである。

 相手筆頭はチアズニューパワー。重賞を含む中山コース3勝。重賞というのは大障害ではなく代替開催で行われた新潟JSなのだが。大障害コースを使わない中山の障害重賞という珍しいレースを勝っている。

 その他では中山でオープン勝ちをしているヤスノテイオーミナミノゴージャスに、400万条件というクラスがあった時代に中山の障害を2勝しているリマインドシルクが押さえ。人気になるであろうランドパワーは中山はおろか入障後関西以外のコースに遠征すること自体が初めてなのがネック。


B枠馬 印 馬名 性齢 騎手 斤量 1 1 ヨイドレテンシ   牡7 岡富俊一 63  1 2 ファンドリロバリー 牡8 *三浦堅治 63  2 3 ▲ ヤスノテイオー   牡6 植野貴也 63  2 4 △ リマインドシルク  牝8 *浜野谷憲 61  3 5 エーピーランド   牡8 田口大二 63  3 6 △ *ミナミノゴージャス 牡6 *宗像徹  63  4 7 ◎ ゴーカイ      牡8 横山義行 63  4 8 ランドパワー    牡6 金折知則 63  5 9 フジノセイガイハ  牡7 今村康成 63  5 10 コバノスコッチ   セ8 山本康志 63  6 11 ○ チアズニューパワー 牡6 田中剛  63  6 12 エイシンワンサイド 牡6 *大江原隆 63  7 13 $トキオワイルド   牡7 *林満明  63  7 14 ノボビクトリー   セ5 *江田勇亮 63  8 15 マキハタコンコルド 牡6 出津孝一 63  8 16 メイショウワカシオ 牡7 嘉堂信雄 63 
結論
[馬連]
7-11 ・・・2000pts
7-[ 3, 4, 6] ・・・1000pts


レース後のコメント

観戦記を参照。


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