2004年 5月30日(日) 3回東京4日目 15:40発走
10R 第71回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(指定) 芝 2400m

 毎年のようにここの予想で書いていることであるが、ダービーといえば馬主や調教師、生産者等競馬関係者にとって特別なレースである。馬にとっても一生に一度の特別なレースである。ジャパンカップのほうが賞金が高くなったとはいえ、やはり格や重みはダービーが一番である。馬券師としてもやはりダービーは他のレースよりも的中したときの充実感が大きい。競馬場にもダービーデーは独特の雰囲気が漂い、気持ちも高ぶってくる。ぜひとも的中させたいところである。

 ダービーと言えば1番人気が好走するレースである。必ずといっていいほど連に絡んでくる。ダービーで1番人気に支持されるということはそれだけ実力が認められていて、しかもその実力が大舞台で発揮できる馬が多いということなのだろう。同じ大レースでも競馬を良く知らない人まで馬券を買う有馬記念では人気がぶれていることが多いが(有馬ではミーハー受けしそうな馬を外して買えば確実に期待値は上がる)、ダービーの場合はコアな競馬ファンが気合いを入れて買うといったタイプの大レースなので、むしろ馬券を買う大部分の人が実力を分析して買うのでこのような傾向になるのだろう。

 ということを昨年カイタノだが、今年に関してはちょっと事情が違う。ファンの心情が後押ししてコスモバルクが人気になっている。皐月賞で強い競馬をして2着に来たので実力があることは確かだ。しかし、「地方の馬を応援してやろう」というファンの期待から実力以上に人気になっていると思う。ダービーは競馬関係者にとって特別かつ重要なレース。中央競馬陣営の思惑として、地方所属馬にはクラシックタイトルを持っていかれたくないというのがあるだろう。自分の馬が負けたにしても勝つ馬は中央の馬であって欲しいという思惑があるはずだ。ましてその地方馬は1番人気である。何頭かの馬は自分の勝負は度外視でコスモバルクを負かしにくることだろう。しかも、コスモバルクはホッカイドウ競馬が期待をしすぎていて観光の目玉(?)として、わざわざ門別で公開調教を実施して、当日の中山には直前輸送である。このような仕上げ方では皐月賞は好走したもののダービーでは勝つのは難しいだろう。1度成功したからといって2度目も成功するとは限らない。地方競馬所属の期待の星ということで人気が過剰になっており、馬券的には消すのが正解だ。

 本命はNHKマイルカップで強いレースをしたキングカメハメハ。松田国厩舎といえばNHKマイル→ダービーというローテーションをよくやってくるが、クロフネ、タニノギムレット共に片方だけ成功している。キングカメハメハの場合はクロフネとは違い、距離が延びた方がよいタイプの馬である。同じキングマンボ産駒のエルコンドルパサーがもしダービーに出ていたらダービーも勝っただろう。キングカメハメハが不動の本命である。

 狙いはキングカメハメハからの馬単頭流し。危険な人気馬コスモバルクを外して、2着に来そうな馬に片っ端から流す。コスモバルクを外して買えばそこそこの儲けにはなるだろう。

 その他の狙い馬(紐候補)の短評を以下に述べる。

 ハイアーゲーム   ここ一本に絞るローテーション。府中2400mで重賞制覇。 
 ダイワメジャー   皐月賞馬。前残りが怖い。
 ハーツクライ    皐月賞は不発だったが京都新聞杯で巻き返した良血。
 ホオキパウェーブ  府中2400mは強い。鞍上岡部はダービー2着がやたら多い。
 マイネルブルック  マイネル&藤田で一発はありそう。
 アドマイヤビッグ  一叩きした今回は狙えるかも   
 マイネルデュプレ  共同通信杯勝ち  府中は合うかも。
 グレイトジャーニー 血統的に魅力。ノーリーズンの弟。
 スズカマンボ    府中経験が無いのがネック。人気が無いので一応押さえ。 
 キョウワスプレンダ 皐月賞惨敗だが巻き返すかも。末脚活かした人気薄の一発に期待。
 これらの馬をキングカメハメハの紐として馬単で勝負!

結論
[馬単]
12→17 ・・・3400pts
12→ 4 ・・・2400pts
12→ 5 ・・・1500pts
12→ 6 ・・・ 700pts
12→16 ・・・ 500pts
12→[ 3,14]・・・ 400pts
12→13 ・・・ 300pts
12→[ 7,11]・・・ 200pts
B馬名性齢騎手斤量
B1 1 マイネルマクロス  牡3 後藤浩輝 57
1 2 ヴンダー      牡3 *柴田善臣 57
2 3 マイネルブルック  牡3 藤田伸二 57
2 4 ダイワメジャー   牡3 デムーロ 57
3 5 ハーツクライ    牡3 *横山典弘 57
3 6 アドマイヤビッグ  牡3 武豊   57
4 7 マイネルデュプレ  牡3 *内田博幸 57
4 8 メイショウムネノリ 牡3 *福永祐一 57
5 9 コスモバルク    牡3 五十嵐冬 57
510 フォーカルポイント 牡3 *田中勝春 57
611 グレイトジャーニー 牡3 小牧太  57
612 *キングカメハメハ  牡3 安藤勝己 57
713 スズカマンボ    牡3 *武幸四郎 57
714 キョウワスプレンダ 牡3 佐藤哲三 57
715 コスモサンビーム  牡3 四位洋文 57
816 ホオキパウェーブ  牡3 岡部幸雄 57
B817 ハイアーゲーム   牡3 蛯名正義 57
818 ピサノクウカイ   牡3 オリヴァ 57

レース後のコメント

 結局「ダービーと言えば1番人気が好走するレースである」のが「今年に関してはちょっと事情が違う」とカイタノは結果的に間違っていた。今年もちゃんと1番人気がやってきた。ただしその1番人気は前売り時点の1番人気コスモバルクではなく、キングカメハメハだったので、バルクを切ってカメハメハを軸とした私の予想自体は正解だった。

 キングカメハメハは史上初のNHKマイル→ダービー連覇。この馬には距離は関係ない。今回も強い勝ち方で力の差を見せつけたレコード勝ち。

 そのレコードの立役者となったのが、1枠のマイネルマクロス。枠順も内枠だったし、馬の行きっぷりが良かったのでハナに立ったはいいが、1角過ぎから暴走とも思えるスピードで2番手以下を話し始める。1000mを通過したときに 57.6秒 というラップが表示された時は、場内がどよめいた。一か八かのバクチ戦法。後藤はこういうのが好きなようだ。昨年の秋天もそうだったし。

 逃げ馬から離されてメイショウムネノリが2番手、コスモバルクが3番手を追走。前の馬が早めにバテたため、コスモバルクは4角では先頭に立った。「もう先頭に立っていいの?」と言うように鞍上の五十嵐冬騎手は後ろを振り返っていたが、コスモバルクのリードはそこまで。キングカメハメハ、そしてハイアーゲームが抜け出して来て、この2頭で決まると思われた。しかし、道中後方から2番手で控えていたハーツクライが大外からもの凄い脚で突っ込んできて2着を確保。橋口厩舎→横山典騎手ラインのお得意の2着である。

 結局キングマンボ産駒のキングカメハメハが勝ったが2着〜7着はすべてサンデーサイレンス産駒。勝ちはしなかったが上位独占であった。

的中 1500 x 32.5 = 48750pts !!


2004年 5月30日(日) 3回東京4日 天候 馬場状態
10R第71回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(指定) 芝2400m 18頭立

馬名性齢騎手斤量タイム着差コーナー順3F体重厩舎賞金
612*キングカメハメハ 牡3安藤勝己 57 2.23.36-8-7-335.4 1494(栗)松田国英15000
35 ハーツクライ   牡3横山典弘 57 2.23.511/217-17-17-1734.3 5482(栗)橋口弘次6000
817 ハイアーゲーム  牡3蛯名正義 57 2.23.813/49-10-10-335.9 3500(美)大久保洋3800
714 キョウワスプレンダ牡3佐藤哲三 57 2.24.011/413-14-15-1335.313474(栗)吉岡八郎2300
713 スズカマンボ   牡3武幸四郎 57 2.24.0ハナ9-12-14-1535.115478(栗)橋田満 1500
24 ダイワメジャー  牡3デムーロ 57 2.24.313/45-5-5-336.3 4536(美)上原博之
818 ピサノクウカイ  牡3オリヴァ 57 2.24.41/213-12-12-1036.0 8492(美)藤沢和雄
59 コスモバルク   牡3五十嵐冬 57 2.24.51/23-3-2-137.1 2480[地]田部和則
816 ホオキパウェーブ 牡3岡部幸雄 57 2.24.711/215-16-15-1635.7 9466(美)二ノ宮敬
10611 グレイトジャーニー牡3小牧太  57 2.24.911/29-10-10-736.614460(栗)池江泰郎
11510 フォーカルポイント牡3田中勝春 57 2.25.321/215-14-12-1236.711474(美)河野通文
12715 コスモサンビーム 牡3四位洋文 57 2.25.818-18-18-1836.4 7482(栗)佐々木晶
1347 マイネルデュプレ 牡3内田博幸 57 2.26.011/49-8-6-737.716462(美)畠山吉宏
1436 アドマイヤビッグ 牡3武豊   57 2.26.313/46-7-7-1037.9 6520(栗)橋田満 
1512 ヴンダー     牡3柴田善臣 57 2.28.0大差4-4-4-739.818466(栗)伊藤雄二
1611 マイネルマクロス 牡3後藤浩輝 57 2.28.421/21-1-1-240.710496(栗)中村均 
1748 メイショウムネノリ牡3福永祐一 57 2.31.3大差2-2-2-343.417494(美)小島太 
23 マイネルブルック 牡3藤田伸二 57 ------6-6-7-13----12472(美)田村康仁

LAP 12.5-10.6-11.3-11.5-11.7-11.8-12.5-13.0-12.5-11.5-11.7-12.7
通過 34.4-45.9-57.6-69.4  上り 73.9-61.4-48.4-35.9  平均 1F:11.94 / 3F:35.83
単勝 12 \260 複勝 12 \150 / 5 \380 / 17 \190
枠連 3-6 \1600 (8)
馬連 05-12 \2490 (8)
ワイド 05-12 \970 (8) / 12-17 \390 (3) / 05-17 \1120 (9)
馬単 12-05 \3250 (11)
3連複 05-12-17 \3460 (7)

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