開幕週だけに整備されたパンパンの良馬場に適性の高いサンデーサイレンス系を中心に･･･と思ったら16頭中11頭が該当。そのうち7頭が直仔と来ている。更なる絞込みが必要である。もうショコットまともなデータを挙げると、過去10年間の連対馬全てが芝1600m〜2200mの重賞で３着以内がある。これは心強いデータである。そういう馬を中心に狙っていこう。

　本命は中山1800mではスプリングＳ制覇を初めとして、[2,0,0,1]の良積を残すダンスインザモア。しばらく勝利から遠ざかっていたが、得意の中山に戻ってきた前走で久々の勝利を挙げた。復活した今ならかつてＧIIを征したことのある中山1800mというベストな舞台で２度目の重賞制覇が期待できる。

　対抗は特に中山が得意だということは無いが、1800mでは[3,0,0,1]と抜群の適性があるエアシェイディ。重賞では善戦はするものの勝ちきれないレースが続いているが、安定味は魅力である。

　中山金杯を圧勝のシャドウゲイトは前走ハンデに恵まれて勝った割には今回人気になりそうなので消し。もともと1000万を勝っただけの馬であったのだし、前走は「軽ハンデの逃げ馬の粘りこみ」で圧勝だったものの、53kgの斤量が57kgに増えたのはマイナス材料である。その割りに人気になりそうだし。