昨年から重賞に格上げされたレースである。昨年は４年前のオーシャンＳ（OP特別）の勝ち馬ネイティヴハートがその03年オーシャンＳ以来の勝利を挙げた。今年もそのネイティヴハートが出走する。「オーシャンＳ」には６年連続出走である。普段海（オーシャン）に近い船橋競馬場で暮らしているからということでもないのだが、そのネイティヴハートを本命とする。先週の中山記念を勝ったローエングリンと同期の高齢だが衰えは感じられず、むしろ内田博になってから勢いを増している。前走のスワンＳは惨敗だったが同ローテだった昨年よりはマシな成績なので悲観することもないだろう。２年連続３度目のオーシャンＳ勝利と行きたいところだ。

　対抗は中山1200mはクリスタルカップの勝利を含めて４戦してすべて掲示板には載っているコース巧者アイルラヴァゲイン。前走はダート1400mという適性の低そうな条件で惨敗したが、そのおかげで人気も多少落ちると思われるので、得意条件に戻る今回は軸にする。安定性のある馬なので３連複の軸には持って来いである。

　相手は有力どころを押さえるが、タマモホットプレイは中山が苦手なので切ることにする。フジキセキ産駒は中山1200mは相性がいいのだが、この馬自身は苦手としているようなので。