今年は函館ではなく札幌で行なわれる函館記念。以前は荒れる重賞として名高いレースだったが、ここ２〜３年はそうでもなくなった。しかし、今年は函館から札幌に舞台を変えているので傾向も変わってくるだろう。ただし、どっち方向に転ぶかは不明だが。

　今年の函館記念は浅見厩舎が３頭出しをしてきており、勝負がかりである。その浅見厩舎３頭のうちのどれかを狙って行けばよいのだが、ローカルハンデ戦らしく先行力のあるマンハッタンスカイを本命とする。浅見厩舎所属の３頭の騎手のうち騎乗数では小牧太が多いものの、成績は芹沢が抜群にいい。小牧太や武幸四郎も悪くはないのだが（両方とも単勝回収率は100%超えてるし）、芹沢はそれにも増して浅見厩舎の馬で好成績を収めている。ということは芹沢騎乗の馬が本線なのだろう。他の２頭とは別な脚質だというのもプラス材料である。札幌で行なわれた巴賞を勝っているし、また、過去にローカルハンデ重賞を勝った実績もある。本命はマンハッタンスカイで決まりだ。

　対抗はアンカツを起用してきたキングトップガン。▲は浅見厩舎の一角で叩き３戦目のレジネッタ。これらを中心に手広く狙って行こう。