プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー(2/27-3/30 /`97)

3/30

阪神 大阪杯 (G II) 芝2000
5歳上別定
昨年の有馬記念2着馬マーベラスサンデーを中心にユウトウセイ、ロイヤルタッチ、イシノサンデーといったところが人気になりそうだし、上位争いをしそう。

しかし、この4頭のボックスを勝っておけば的中はするだろうが、元はとれない可能性が大である。だから、もう少し絞ってみよう。

まずマーベラスサンデーは堅いだろう。休養明けだがおそらくここでは負けないと思う(G1ではどうかわからないが)。で、この馬から他の3頭に流せばいいのだが、どれを本線とするかが問題だ。

イシノサンデーは皐月賞、金杯とこの距離の重賞を征しているが、すでにピークが過ぎているように思える。また、ユウトウセイは8歳にして重賞を初制覇したばかりだが、やはりこの歳でG1経験がないということは、G1好走馬たちに格で劣るだろう。

というわけで、本線はロイヤルタッチ。前走の京都記念こそユウトウセイに敗れたが、今度は彼よりも(イシノ、マーベラスよりもだが)2キロ軽い斤量で挑める(ちなみに前走は同斤量)。勝てないが安定した力で善戦ばかりしているので、今回も「指定席」の2着には来るだろう。

ユウトウセイ、イシノサンデーはあくまで押さえ。




マーベラスサンデー ロイヤルタッチ3000pts
イシノサンデー各500pts
ユウトウセイ

1着マーベラスサンデー配当 530
2着ユウトウセイコメント
500 x 5.3 = 2650 get! (元とれず)

3/16

阪神 阪神大賞典 (G II) 芝3000
5歳上別定
固く収まる傾向のレースである。昨年三冠馬ナリタブライアンと世紀のデットヒートを演じたマヤノトップガンと上り馬メジロランバダが注目を集めている。

実力・実績からいってマヤノトップガンは固いだろう。ダイヤモンドより固いかどうかは知らないが、岩よりは固い。悪くても2着にはくるだろう。

ではメジロランバダはどうであろうか?G2日経新春杯を勝って目下4連勝中。しかし、この馬は牝馬である。いくら長距離むきのメジロ血統だからといって3000mはきついだろう。2500までなら大丈夫だが。距離経験はないが、今回は見送り。

むしろ長距離の実績馬としてダイヤモンドS2着で万葉Sの覇者ビッグシンボル、もしくはステイヤーズSの覇者(万葉S2着)のサージュウェルズを狙ってみよう。



馬連マヤノトップガン ビッグシンボル2000pts
サージュウェルズ1000pts

1着マヤノトップガン配当 : 440
2着ビッグシンボルコメント
2000 x 4.4 = 8800pts get!

3/2

中山 弥生賞 (G II) 芝2000
4歳・馬齢
弥生賞は3月に行われる。当たり前である。しかし皐月賞は何故か4月である。何故か卯月賞ではなく皐月賞である。そのクラシック第一弾、皐月賞のトライアルレースになっているのが、このレース弥生賞である。3着までには優先出走権が与えられる。

トライアル、しかも本番と同じ距離・コースということで、すでに賞金が足りている馬(セイリューオー、ゴッドスピードetc)にとっては足馴らしだが、賞金が足りるかどうか微妙(or 確実)な馬でクラシック級の力のある馬にとってはぜひともものにしたいレースだ。(と思ったらセイリューオーは回避の見込み)。

そういう馬にはどのような馬がいるだろうか?キャリアわずか一戦のサイレンススズカ(400万)を筆頭に、オースミサンデー(800万)、サニーブライアン(1300万)、ランニングゲイル(1150万)、エアガッツ(1550万)あたりが期待できそうだ(賞金の少ない順)。

もっとも期待されているのが話題のライアン産駒エアガッツ。父メジロライアンはマイルから二千ぐらいが守備範囲なのでこのレースもなんとか守備範囲だと思うが、この馬の母の父はスプリンターのニホンピロウイナー。スタミナ不足が懸念される。もっともホープフルSを勝っているのでいちがいに距離がもたないとは言えないが、軸からは外しておきたい。

なんとしてでも出走権の欲しいのがサイレンススズカ。今年の4歳のSS産駒はこれといった馬がでてこなかったが、この馬は器が違う。少なくともクラシックに出れるぐらいの器はあるので出走権が欲しいところだ。関係者サイドも念入りに仕上げてくることだろう。新馬戦のような圧勝はないにしても、勝ち負けはするだろう。



馬連サイレンススズカ エアガッツ1000pts
ランニングゲイル各500pts
オースミサンデー
サニーブライアン

1着ランニングゲイル配当 : 910
2着オースミサンデーコメント

阪神 マイラーズカップ (G II) 芝1600
5歳上・別定
過去のデータから言うと、G1好走馬は好走するようだ。G1馬といえば昨年のスプリント女王フラワーパークが出ている。が、この馬はベストは1200m守備範囲も1400mぐらいのような気がする。スプリンターズSにしてもあれは途中故障馬により後続の馬が不利を受けるというアクシデントがあったのが勝因だし、人気ほどには信頼できないだろう。

本命はシンコウキング。昨秋はG1には賞金が足りず富士Sをわざわざ使っての連闘でマイルCSに挑み6着に敗れているが、これは過酷なローテーションが敗因であり、この馬の力はそんなもんじゃないと思う。賞金も足り余裕のローテーションで挑める今年は注目できそうだ。w,u刋タ斜暑w)ここ2戦マイルで好走しているヤマニンパラダイス(この馬も一応G1馬だな:3歳戦だけど)が相手。それから長距離からの転向を図る実力馬マルカダイシスも阪神コースが得意であり面白い存在だ。



馬連シンコウキング フラワーパーク各1000pts
ヤマニンパラダイス
マルカダイシス500pts

1着オースミタイクーン配当 : 45640
2着ロイヤルスズカコメント


2/23

中山 中山牝馬ステークス (G III) 芝 1800m
5歳上ハンデ

今週から、また中山開催である。昨年は福島開催がなく、代替開催のため開催数が多く、昨年末や正月開催はかなり芝が荒れていたが、中一ヶ月で再び開催である。馬場の状態はいまだに悪いらしい。

また、今週か開催週ということで、府中や淀の長い直線に慣れたジョッキーが追い込むのに仕掛けるタイミングを誤るということもあるだろうと思われる。このように、差し、追い込み馬には不利な条件が揃っているので先行力のある馬が狙えるだろう。

そこで、先行力があり底力もあるクロカミを狙ってみる。底力ならフェアダンスもあるのかもしれないが、フェアダンスは追い込み馬。上記の理由で少し評価を下げたほうがいいだろう。

その他ハンデがてごろで安定しているノースサンデーも狙えるだろう。力のいる馬場が得意そうだし、先行力もある。

そして重ハンデ勢からはエイシンバーリン。前走は京都牝特を逃げきり勝ち。この逃げ脚が今の中山に向いていると思う。

それから、距離適性がありそうなショウリノメガミも一応押さえておこう。



馬連 クロカミエイシンバーリン 1000pts
ノースサンデー各500pts
ショウリノメガミ
エイシンバーリンノースサンデー

1着ショウリノメガミ配当 : 4500
2着スプリングバーベナコメント


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