久々のマイル戦復帰となるサニーサンデーが本命。福島記念を勝って以降は中山金杯が６着、中山記念が13着と凡走しているが、金杯は勝ち馬と0.1秒差なので着差ほど負けているわけではなく、中山記念は不良馬場に脚を取られたのが敗因と言える。また、前走の中山記念はもともとハンデ戦のダービー卿を使うためにわざと力を出さずにハンデを有利にするための作戦であった可能性もある。昨年５月以降は1800m以上の距離ばかり使われてきたが、もともとは中山芝1600mで２戦２勝とマイルで力を発揮してきた馬である。実績のあるコースに戻ったというのも魅力だ。

　相手は荒れるハンデ戦だけに手広く行く。ただし、このレースは１番人気馬が好走することは少ないものの、過去に重賞で３着以内の実績のある馬が連に絡むレースである。格はそれほど重要ではないが、全くの実績のない馬も苦しい。そんなレースである。重賞で３着以内の実績のある馬全てに流そう。