前走の巴賞で約11ヵ月ぶりの出走ながら２着に好走したメイショウレガーロが本命。昨年夏は巴賞５着から函館記念、新潟記念と連続３着。叩き台とした巴賞では昨年を上回る成績を残しているので、今年の夏の重賞では昨年以上の好走が期待できると思う。騎手が主戦騎手とも言える岩田康誠騎手に戻ったのも大きい。重賞では好走するものの勝ち切れない馬だが、力を付けてきた今なら重賞制覇のチャンスだろう。

　相手はハンデ戦だけに手広く流す。ハンデ重賞の割には荒れないレースだが、昨年は馬連２万馬券の波乱だった。高配当も期待できるので、人気どころから人気薄まで手広く流しておこう。ただし、軽ハンデでも２桁着順を繰り返してばかりのサンレイジャスパーと、セン馬だから引退せずに仕方なく走らされているが既に上積みの見込めないマキハタサイボーグは「消し」。夏は比較的高齢馬が活躍しやすい季節ではあるが、この２頭の高齢馬はさすがに馬券に絡むまでにはいかないだろう。