今年からみやこＳ新設のために１週ずれて、しかも日曜日のＧＩの裏になった武蔵野Ｓである。ＧＩ以外でも前売りをするようになったので馬券売り上げ的には日曜の方がいいのだろうが、有力騎手の大半はエリザベス女王杯に騎乗するために京都で騎乗している。騎手のレベル的には土曜日に実施した方がよかったのではないだろうか。

　その手薄な関東騎手陣の中で大井から言い方は悪いが空き巣狙いの様に遠征してきた戸崎騎手が騎乗する馬が期待できそうである。本命はグロリアスノア。近走は不発だが今年の根岸Ｓを征した馬である。ずっと小林慎一郎騎手が乗ってきて重賞を勝った馬であるが、名手戸崎に乗り替わりとあればここは狙いどきだろう。フェブラリーＳ５着、UAEのゴドルフィンマイルに遠征して４着と意外にも好走しており根岸Ｓはフロックではない。戸崎ならその能力を最大限に発揮できるはずだ。

　相手はユノゾフィー、シルクフォーチュンといった勢いのあるところを中心に手広く流そう。