ハンデ戦なので波乱の要素もあるのだが、芝3400mという特殊な距離で行なわれるので長距離適性のある馬が好走する筈である。いくらハンデが軽くても適性の無い馬は来ないので長距離実績を重視して狙ったほうがよいだろう。

　本命は昨年暮れのステイヤーズＳの覇者コスモヘレノス。アルゼンチン共和国杯で３着と好走していたがフロック視されたためかステイヤーズＳでは人気の盲点になっていた。しかし、そこも征したので力は本物なのだろうし、何しろ実績が長距離適性を証明済みである。前走は日経新春杯で出遅れたこともあり12着に惨敗しているが、ここを見据えて少しでもハンデを軽くするために凡走したとも考えられる。だとしたらここは勝負がかりの筈なので狙いだろう。ベリー騎手への乗り替わりも勝負がかりである証拠。勝負気配の長距離馬コスモヘレノスを本命にしよう。

　相手は母父リアルシャダイなので牝馬ながら長距離でも通用しそうなアースシンボル、長期休養を叩いて３戦目で上昇気配のビービーファルコンを始め長距離に適性のありそうな馬に手広く流す。というよりは長距離じゃ持たなさそうな馬以外全てに流すことにする。