本命は昨年の牝馬三冠馬アパパネ。古馬になっても燃え尽きることはなくヴィクトリアマイルを無難に征している。東京コースは得意であり４勝を挙げている。牝馬限定ＧIIIであるここはまず負けないだろう。最悪でも連に絡む筈である。斤量が2kg多いとはいえこのメンバーでは順当勝ちだろう。

　対抗はレディアルバローザ。ヴィクトリアマイルでは前述のアパパネに0.1秒差の３着。その時の２着はあのブエナビスタであり、ヴィクトリアマイルで見せたパフォーマンスはその２頭と同等と見て良い。むしろハイペースを先行して粘って差し馬２頭と差の無い３着なのだからその２頭よりも良かったという見方もできる。前走は朝日チャレンジカップで牡馬相手に差の無い３着と能力はかなり高い。今回はピンナ騎手を起用してきているというのも心強い。アパパネを破る可能性すらある馬なのでこの馬を狙っていこう。

　アパパネとレディアルバローザの人気２頭。この２頭の馬連で勝負だ。堅めに決まることの多いレースだが、３番人気のイタリアンレッドに乗るのが府中が苦手な中舘騎手なので上位２頭で勝負するのが懸命だろう。