牝馬が強いレースであり過去10年で牡馬の優勝は２回。夏は環境の変化に耐性のある牝馬が活躍する時期であり、スタミナの要求されない短距離戦は牡馬も牝馬も対等に勝負になることが多いのが牝馬の活躍が多い原因となっているのであろう。特に人気の牝馬は確実にやってくるので買いである。

　今年は人気に推されている２頭が牝馬。カレンチャン、アンシェルブルーといった阪神牝馬Ｓの１，２着馬だ。牝馬限定とはいえＧIIで実績を残しているのでこのメンバーの中では格上だろう。カレンチャンは１番人気に応えての堂々の勝利だったし、２着だったアンシェルブルーもヴィクトリアマイルでアパパネやブエナビスタに0.4秒差の５着と活躍しており、阪神牝馬Ｓはフロックではなく実力が高いことが示された。この２頭を中心に狙って行こう。

　本線は上記２頭の牝馬の馬連だが、もう１頭勢いのあるパドトロワを押さえておく。重賞実績こそ無いものの連勝でオープンを勝っている勢いに期待しよう。1400m以下では大崩はしない筈だ。