先週1/14の成人の日に予定されていたレースだが、あいにくの雪のため５レース以降は中止。1/21(月)に出馬投票をやり直した上で代替開催となった。メンバーも若干先週予定されていたものから変わったので予想も改めて掲載する。

　本命はフラムドグロワール。オークス馬シルクプリマドンナの仔でシルクの馬である。このレースは関東馬が強いレースであり、特に１〜２番人気の関東馬は過去10年で[5,2,0,3]と連対率７割の好成績を収めている。大物になる器の馬だし、信頼出来る関東の人気馬ということで１番人気のフラムドグロワールを素直に軸にしよう。朝日杯でも４着と好走しているし、オークス馬の息子なら距離もこなせるだろう。そもそも1800mで勝っているのだからマイル以下しか経験が無い馬に比べたら2000mをこなせる可能性が高い。

　相手筆頭はフェイムゲーム。ハーツクライ産駒はこのレースが行われる中山芝2000mが得意であり、過去３年で[7,9,10,28]と連対率29.6%の好成績である。回収率も単複ともに100%を超えており馬券的にも狙い目。自身も前走このコースで勝利を挙げており適性は十分だ。未勝利戦を勝ったばかりで人気にもなっていないが、適性が高いので対抗とする。

　その他の馬では実はフラムドグロワールと朝日杯でクビ差とそんなに違わないパフォーマンスを示したノウレッジを押さえておく。二ノ宮厩舎は先週は出馬予定の無かったワールドレーヴを出走させて来ており２頭出しである。わざわざ２頭出しにして来たのは勝負に来ているからだろう。ノウレッジは不気味な存在だ。追加で出してきたワールドレーヴの方もルメールを起用してきており一見勝負がかりに見えるかもしれないが、たまたま空いてたから依頼しただけと思われる。ダートでしか走ったことの無い１勝馬だとこのレースでは厳しい。おそらくノウレッジの走りをアシストするための出走であり勝てばラッキーぐらいと思われる。

　先週の予想ではこの他にアクションスターも相手として押さえていたのだが、人気を集めていたラウンドワールドが回避してしまい配当的妙味が薄くなった。配当を考えるとそこまで手が回らないので今回は無印とする。この馬も魅力的であるが、前述の理由を考えるとフェイムゲームとノウレッジの方がより連に絡む可能性が高いので。

　なお、人気になっているマイネルマエストロはブライアンズタイム産駒はこのコースに過去３年でのべ19頭出走して後のエリザベス女王杯馬レインボーダリアの３着が１回ある以外は全て着外と非常に苦手にしているので消すこととする。