確たる軸となる中心馬がおらず混戦模様の京都新聞杯である。

　本命は穴を開けることに期待してリーゼントロックとする。矢作厩舎が２頭出しで２頭とも人気は無いが、より人気のないこちらを狙ってみよう。ダートを使われてきた馬だが、初芝であるスプリングＳでは５着に好走。前走の毎日杯こそ散々な結果だったが、松岡騎手に戻る今回は巻き返しに期待しよう。この馬の馬主は横浜横浜DeNAベイスターズで現役の三浦大輔投手であるが、松岡騎手はベイスターズファンとして知られる。松岡も現役のベイスターズの選手の馬に乗ることでモチベーションが高いことだろう。

　対抗はストロベリーキング。ハーツクライ産駒である。父ハーツクライはこの京都新聞杯を勝っているが、その産駒も京都芝2200mを得意としている。成績が良いだけではなく回収率もかなり高く、過去３年の単勝回収率219%、複勝回収率160%と馬券的にも狙い目だ。

　単穴はディープインパクト産駒のガリバルディ。ディープインパクト産駒といえば重賞に強く、特にクラシックの前哨戦には強い。あのマルカシェンクの弟であり、血統的にこのメンバーの中では最も魅力だ。

　その他新馬戦を圧勝して今回はウィリアムズ騎手を起用して臨むステイインシアトルと、前走圧勝のハギノハイブリッドを狙ってみよう。

　混戦模様で確たる中心馬がいないので、上記の狙い馬５頭のボックスで勝負。