2013年あたりから傾向が変わってきており、前走が春のＧＩという馬は連に絡んでおらず、夏に使ってきた馬ばかりが活躍している。秋のＧＩに向けてのステップレースであることから人気になるのはＧＩから直行した馬が多いのだが、ここは夏競馬を使ってきた馬を軸にして思い切り穴を狙っていこう。

　本命はロサギガンティア。フジキセキ産駒は東京芝1800mコースで回収率がかなり高く、過去３年の単勝回収率が600%を超えている。これは黙って買えというレベルだろう。鞍上がデムーロから北村宏に変わるのがネックと思われるかもしれないが、北村宏騎手はこのコースが得意であり、今回出走騎手の中では最も勝ち星を挙げている。デムーロでなくなったことで人気が下がっているようなので、積極的に狙っていこう。毎日王冠は府中で行われる割には先行馬が活躍する傾向にあるのだが、前走の様な先行する競馬ができれば粘れるだろう。

　相手はエプソムカップ勝ち馬のルージュバックを中心に、ステファノス、ディサイファ、アンビシャス、ロゴタイプ、ウインフルブルームと言った有力馬達を狙っていこう。

　馬連を中心だが、軸馬が人気薄ということもあり、ワイドも押さえておこう。