本命は昨年のこのレースの２着馬イッシンドウタイ少女隊とする。昨年は勝ち馬とクビ差の２着だったが、勝ち馬のマイネルクロップの斤量は昨年比+1kgの57kgであるのに対し、この馬は+0.5kgの56.5kgである。昨年は総武Ｓ５着からの参戦だが、今年は同じ総武Ｓで勝ち馬と差の無い２着に好走しての参戦。昨年より状態もいいだろう。この馬自身中山芝1800mは得意コースだが、鞍上の田辺騎手も得意としているコースである。ダート界の雄グランド牧場がオーナーブリーダーのこの馬の初重賞制覇に期待しよう。

　相手筆頭は昨年の覇者マイネルクロップ。昨年勝っている割には人気がないが、今年も期待できそうだ。ちなみにこの馬も生産はグランド牧場。

　その他は手広くショウナンアポロン、ドコフクカゼ、サンマルデューク、ソロル、モズライジン、クリノスターオー、マイネルバウンスといったところを押さえておく。１番人気の馬は過去の傾向から57kg以上なら買い、57kg未満なら消しと機械的に取捨選択ができるので、前売り１番人気のバスタータイプ(56kg)は消すこととする。このレースは荒れるハンデ戦の割にはハンデが軽い馬は来ず、また、人気馬は斤量が重いほど信頼できる。