ここ４年連続１番人気馬が馬券になっているが、全て54kg以下の馬であり、連対した３頭に限ると53kg以下である。斤量の重い馬が苦戦するレースでもともとは荒れるレースだった。今年は重ハンデ馬は人気を集めており、そもそもどの馬が１番人気になるのかが最後までわからない混戦である。今年はむしろ重ハンデの人気馬は疑ってかかったほうが良いだろう。

　本命は２戦連続クビ差２着のレッドオリヴィアとしよう。準オープン馬ではあるものの、それ故にハンデも手頃で52kgでの出走である。騎手も秋山という地味だが実力のある騎手なので穴を狙うには持って来いだろう。近走で準オープンや1000万で惨敗している馬が多い中で、準オープンとはいえ２戦連続勝ちに等しいレースをして来ているのだから勢いに期待しよう。

　相手は手広く斤量が54kg以外の馬全てに流そう。55kg以上の馬は消し。これを書いている時点での人気上位３頭が斤量で消せるので、軸馬は割と人気の馬だがそれなりの配当は得られる。中でも最低人気ではあるが軽ハンデで穴を開けることが多い酒井騎手が騎乗しているということでシャイニーガールに期待しよう。