このレースはニュージーランドトロフィー組から連対馬が出ることが多いが、ＮＺＴは上位３頭がタイム差なしの大接戦だった。そのＮＺＴで２着だったストーミーシーとを本命とする。今回のメンバーは有力馬に前に行く馬が多く、穴を開けるとすれば差し馬だろう。なのでＮＺＴで最速の上がりを見せたストーミーシーが最も有力である。一瞬の切れ味ではなく長くいい脚を使うタイプの馬なので、直線の長い府中向きの脚質である。前走以上の活躍を期待しよう。

　対抗は２頭出しで勝負を賭けてきた須貝厩舎の一角イモータルとする。東京コースは２戦して２着が２回であり相性が良い。

　▲はデムーロ騎乗のティソーナ。デムーロ騎乗で東京が得意な藤沢厩舎というのが魅力だが、５戦連続連対中で２連勝中という安定性と勢いにも期待しよう。

　もう１頭、人気だがメジャーエンブレムも押さえておく。前走桜花賞の馬は過去10年で４頭出走して３頭が着外、残りの１頭は番狂わせの大穴ピンクカメオと、桜花賞である程度勝負になった馬に限ると全く馬券になっていないが、このレースと同じコースで行われたクイーン賞で逃げて５馬身差の圧勝をしたパフォーマンスは侮れない。前走の桜花賞は控える競馬を試してみた様だが、府中で逃げ切って圧勝というのは力が違うと見て良いだろう。

　混戦となること思われるので、上記の狙い馬のボックスで勝負しよう。なお、狙った馬の中で人気のない順に重い印を打ったが、印の順番にそれ以上の意味は無い。４頭とも同じくらい勝負になると思う。