エリザベス女王杯は前年の好走馬が再び好走することが多い。過去10年でもフサイチパンドラ・スノーフェアリー・アパパネ・ラキシス・ヌーヴォレコルトが２年連続連対している。というわけで本命は昨年の勝ち馬マリアライトとする。今年は牡馬相手にＧＩ宝塚記念を勝つなど、能力は健在どころか更にパワーアップしている。前走のオールカマーは５着に敗れたが、あくまで叩き台であり、もともと叩かれて良くなるタイプなので悲観することはない。２連覇に挑むマリアライトを本命にしよう。

　相手筆頭はミッキークイン。昨年のオークス＆秋華賞馬であり、デビュー以来昨年のジャパンカップ以外は全て連対している。そのジャパンカップも勝ち馬との差は0.3秒と着順ほど負けておらず、牡馬一線級相手でも通用する力を持っている。今回はヴィクトリアマイル以来の出走となるが、能力の高さと安定性は侮れない。

　このレースは前走秋華賞組が好走することが多いレースだが、今年は秋華賞組自体が少ない。数少ない秋華賞組の中から秋華賞で２着だったパールコードを押さえておこう。もともと３歳馬が活躍するレースだし。

　なお、前走府中牝馬Ｓ組は不振傾向にあり、特に勝ち馬は過去10年で[0,0,1,6]とまず来ないので、人気の一角のクイーンズリングは消すこととする。