ハンデ戦だが１番人気で57kgを背負うビッグアーサーを本命にしよう。デビュー以来馬券圏内を外れたことがなく、前走阪神カップはデビュー以来初めて連を外したものの３着に好走。ＧII３着でも斤量は据え置きなのでハンデ的には有利と思われる。また、今回はデムーロ騎手に乗り替わるというのも大きい。騎手の腕も期待できるし、陣営も勝負がかりの可能性が高い。ハンデ戦でもこの馬を狙ってみよう。

　人気馬を本命にしたものの、ハンデ戦（特にＧIII）は一筋縄ではいかないものである。軸を１番人気馬としたので相手は人気馬ではなく穴っぽいところを狙ってみたい。

　相手筆頭はここ６戦勝てないまでも２着３着と安定した戦績を残しているアースソニックとする。前走の淀短距離Ｓではスローペースで前に行った馬が残る中をメンバー中最速の上がり3Fのタイム33.0秒で割り込んできた。淀短距離Ｓからこのレースに向かう馬は着順よりも上がりに注目したほうが良い。

　その他では軽ハンデで一発穴を開けることが多い村田騎手が騎乗のヤマニンプチガトー、昨年の３着馬だが斤量は昨年よりも1kg軽い56kgで出走するセイコーライコウ、前走の阪神カップで武豊騎手に乗り替わり逃げ残りの一発があるかもということで本命にしたらビリだったもののまだ見限れないアクティブミノルを押さえておこう。ハンデ戦なのでこの手の一発がありそうな馬を押さえておく。