本命は愛知杯３着のクインズミラーグロとする。愛知杯が牝馬限定になってからは前年の愛知杯出走馬がこのレースと相性が良い。愛知杯２着のサンソヴールも出走しているが、サンソヴールが斤量1kg増しなのに対してクイーンズミラーグロは据え置きである。また、中山芝1800mはディープインパクト、キングカメハメハ、マンハッタンカフェの産駒が抜けて強いのだが、この中でマンハッタンカフェ産駒だけが回収率100%を超えている。配当面を考えても狙い目である。昨年のこのレースは16着に惨敗しているが、愛知杯11着から臨んだ昨年に対して今年は３着からの臨戦である。昨年よりも力を付けていることは確実であり、それでいて斤量は下がっているのだから狙ってみたい。

　相手はハンデＧIIIらしく多くの馬に可能性があるので手広く行こう。ハンデが軽くても惨敗しているような馬や、過去の実績からハンデを課されている高齢馬以外すべての馬に流す。後者にはデニムアンドルビーも含まれるかもしれないが、角居厩舎の２頭出しが不気味であり、また、昨年の宝塚記念２着の実績があれば牝馬限定ＧIIIぐらいならどうにかなりそうなのでデニムアンドルビーは押さえておこう。