中山芝1600mはポケットからのスタートで、スタート直後にカーブがあって外枠が不利なコースである。このニュージーランドトロフィーも内枠の馬が好走する傾向にある。外枠の馬は人気馬以外はまず来ない。今年は有力馬が外のほうに多い。これは穴を狙うチャンスかもしれないので、内枠の有力馬から狙ってみよう。

　本命は１枠２番のランガディアとする。２戦２勝の無敗馬だ。母の母がダイナカールで伯母にはエアグルーヴがいる良血馬であり血統的にも魅力的である。また、鞍上の戸崎騎手もこのコースと相性が良い。そんな馬が内枠を引いたのだから狙うしかないだろう。キャリア３戦目で重賞初挑戦だが、枠順位恵まれたので重賞でも勝負になるだろう。

　相手筆頭はファルコンＳで勝ち馬と0.1秒差の３着だったメイソンジュニアとする。福島ではあるがオープン勝ちもある。今回の出走メンバーでは実績上位なのだが、その割には人気がない。枠順も内のほうなので狙ってみよう。

　あとはサトノノブレスの半弟クライムメジャーとスプリングサンダーの仔で近親にスズカマンボがいるスズカメジャーを押さえておこう。これら２頭は枠が外でなければ本命候補だったのだが、今回は外のほうの枠を引いてしまった。５枠より外の馬でも１，２番人気は来ることがあるので押さえておこう。