阪急杯は開幕週の阪神内回りコースで内枠の馬が有利なレースである。それから５歳馬の活躍が目立つレースでもある。そこで、内枠の５歳馬であるのシュウジを本命にしよう。一昨年の阪神カップを勝った馬であり、コース実績もある。２歳時に強い内容で活躍していたので、その頃と比べると近走は物足りないが、決して早熟なわけではない。２桁着順が続く中で、年明けのニューイヤーＳで２着に好走している。８歳（といっても南半球産なので実質７歳後半）でＧＩを制したキンシャサノキセキ産駒が早熟であるはずがない。成績にムラのあるのが欠点だが、実力はある馬なので好条件が揃った今回は本命にしてみよう。

　相手はスプリンターズＳ２連覇のレッドファルクス、長距離のイメージがあるが何故かこのコースでは好成績を残しており回収率も100%を超えているハーツクライの産駒であるペイシャフェリシタといった内枠の有力馬を中心とする。

　その他では枠順には恵まれなかったがディバインコード、ダイアナヘイロー、カラクレナイ、モズアスコットといった能力の高い馬を押さえておこう。