本命はフローラＳ勝ち馬のサトノワルキューレとする。桜花賞１，２着馬はたしかに強いが、割って入るとしたらこの馬だ。角居厩舎は３頭出しで勝負を賭けてきいる。３頭とも前走はトライアル勝ちでオークス出走を決めたが、その中で本番とつながりの強いＧIIフローラＳを勝ったサトノワルキューレが本線だろう。重賞に強く前日の平安Ｓも勝って勢いに乗るデムーロ騎手を起用してきているのも大きい。桜花賞１，２着に注目が集まっているが、この馬もそれら２頭と比べて遜色がないので配当敵妙味を考えて本命にしよう。

　相手は桜花賞上位２頭、アーモンドアイとラッキーライラックとする。

　アーモンドアイは牡馬相手に重賞勝ちがある上に、シンザン記念から桜花賞まで休ませて桜花賞に臨んできた。このようなステップをとるということは、オークスに照準を絞っているからだろう。父のロードカナロアはマイル以下の距離で活躍した馬だが、その父のキングカメハメハは距離が長くても通用する馬であるし種牡馬としては短距離一辺倒ではないだろう。母がエリザベス女王杯を勝ったフサイチパンドラなので距離は持つと思われる。

　ラッキーライラックは昨年の２歳牝馬チャンピオンであり、桜花賞以外は全勝で桜花賞も惜敗である。父がオルフェーヴルなので東京芝2400mは得意な筈だ。この馬も外せない。