本命はダート転向後無敗の３連勝中のエアアルマスとする。ダートではまだ底を見せておらず、前走のオープンの勝ちっぷりを観ている限り重賞でも通用するだろう。今回は人気になっているが、このレースの１番人気の成績は前走1400mと斤量59kgを除くと[2,2,1,0]（過去10年）であり、エアアルマスはいずれの条件にも当てはまらないので買えるパターンの１番人気馬だ。４連勝に期待して軸はこの馬に決まりである。

　相手筆頭はスウィングビート。東京ダート1600mで[4,1,1,2]とすでに４勝を挙げているコース巧者だ。オープン入りしたばかりであり重賞経験もないが、コース実績に期待しよう。

　単穴もこのコース２勝のコース巧者で重賞初挑戦のマジカルスペルとする。立夏Ｓ（準オープン）を２年連続で勝っているが、特に昨年は圧勝だった。

　その他の馬では斤量59kgが気になるものの昨年の覇者であり今年の南部杯を勝っており、南関の名手森泰斗騎手が騎乗ということで期待できるサンライズノヴァと、芝馬のイメージがあるが実はデビューから２戦はダートで２勝を挙げている良血馬グルーヴィットを押さえておこう。