本命はこのコースで[2,0,1,0]の好成績を残しているワイルドカードとする。ストリートセンス産駒自体、このコースでの過去３年の成績は連対率22.7%で回収率も100%を超えている。今回の出走馬の種牡馬の成績は中では抜群だ。このコースでの２勝のうち１勝はリステッドレースのベテルギウスステークスであり、同じコースで行われるこのレースで初重賞制覇が期待できる。前走のマーチステークスの惨敗は休み明けであることもあり参考外と思って良い。改めてこの馬に期待しよう。

　相手筆頭は同じくストリートセンス産駒のサトノプライムとする。前売りの単勝は３桁配当で全く人気になっていない。しかし、南井厩舎が４頭も出しているというのが不気味だ。４頭とも大して人気になっていないが、何かやってくれるだろう。この馬もこのコースで２勝を挙げている馬であり、コース適性はある。一発に期待して全くもって人気薄のこの馬を狙ってみよう。

　その他の馬では昨年のこのレースの勝ち馬で前走ダイオライト記念を圧勝したアナザートゥルース、オープン入り初戦だがいずれも圧勝で３連勝中と勢いに乗るベストタッチダウンを中心に、前走名古屋記念を制したロードゴラッソ、マーチＳで57.5kgの斤量を背負いながら２着に健闘のクリンチャー、ダイオライト記念２着馬ウェスタールンド、４頭出し南井厩舎の一角メイショウワザシを押さえておこう。