強い牝馬は同日東京で行われる同距離のＧII京王杯２歳Ｓに行ってしまうせいか、小粒なメンバーとなることが多く、よく荒れるレースである。というわけで穴を狙っていこう。

　本命は血統で選んでメイショウイチヒメとする。父メイショウボーラー、母メイショウマンボで、２代母と３代母もメイショウの馬である。自身もメイショウの馬だが、メイショウの血が凝縮された様な血統構成だ。父のメイショウボーラーはこのコースでの単勝回収率が過去３年で146%と高い数値を示している。そして母はオークスとエリザベス女王杯を勝ったＧＩ２勝馬だ。母は古馬になってからは振るわなかったものの、早熟馬ということで、その初仔であるこの馬も早い時期であれば期待して良い。キャリアがわずか１戦というのがネックとなるものの、その血統に期待しよう。

　相手はどの馬が来てもおかしくないので総流しとする。何せ前走未勝利勝ちでも結構来る重賞なので。