「ハンデ戦は軽ハンデの酒井を狙え」ということで酒井騎手が騎乗していたメイケイダイハードを本命にして中京記念で８万馬券を的中させたわけだが、その酒井は今回は関屋記念に出走するメイケイダイハードには乗らずに、この小倉記念でサマーセントに騎乗する。52kgと軽ハンデだ。ただし、意外に人気しており穴とは言えない。サマーセントの前走のマーメイドＳでも「軽ハンデの酒井」ということで本命にしたら見事に勝って、私の予想が的中した。当時は50kgだったのだが、今回は+2kgで52kgである。しかし、軽斤量をこなせる騎手の中では抜群の腕を持つ酒井が騎乗するとなれば、ここでも狙ってみよう。今回は牝馬限定ではなく牡馬との混合戦だが、マーメイドＳと比べてもレベルがそこまで高くはなく、この馬でも勝負になるだろう。なお、関屋記念に出走するメイケイダイハードは今回は定量戦で斤量が重くなったので無印とした。

　小倉記念はローカルハンデＧIIIなので荒れるイメージがあるが、近年は割と堅くなっていて２年連続１番人気馬が連対している。そのこともあり、人気上位のサトノルークスとランブリングアレーを相手に押さえよう。サトノルークスは菊花賞２着の実力馬で、今回はこのコースが非常に得意な川田騎手が騎乗するのも魅力である。ランブリングアレーはオープン入りしたばかりの馬だが連勝中で勢いのある馬だ。ハンデ戦の割りに堅い予想となったが、この２頭に流しておこう。