プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー('98 5/31 - 7/12)

7/12

阪神 宝塚記念 (G I) 芝2200m
4歳上定量
 そろそろプロ野球もオールスター戦の季節である。競馬界では一足先にオールスター戦、宝塚記念である。しかし、登録さえすれば出れるなんてオールスターって言えるのか(笑)なんのためのファン投票なんだろう。きっと投票者の中から抽選でプレゼントを贈呈するファンサービスの為にあるに違いない(爆)ファン投票で選ばれるのは10頭で出走頭数が13頭だから得票数2票のサンライズフラッグがファン投票で選ばれたわけではないが、結局出走している。

 サイレンススズカが異常に人気を集めている。私のスズカがゆくがヒットしたおかげか(<そんなわけないっつうの!)。最近の連勝ぶりから人気になることもわかるが、はっきりいってこの馬は香港遠征の前後で使われ方が変わってきている。以前は無謀挑戦が多いことで有名だったが(特に弥生賞はO川K二郎が呆れてた)、遠征後は堅実な使われ方をしている。武豊との相性もよかったのだが、それより「勝てるとこしか使ってこない」のが勝因だろう。相手が強くなった今回はどうかなという気がする。しかも、Sスズカが調子がいいのは武豊が乗ってからだが、今回武はエアグルーヴに騎乗する。トップジョッキーの選んだほうがそれだけ強いということだろう。騎手の選択の話をするとSスズカに騎乗することになった南井は義理堅いことで有名な騎手だが、今回はずっと乗ってきたもう一頭のスズカ(ゴーイングスズカ)を見捨て、初騎乗のSスズカに騎乗する。これは両スズカとも同厩舎・同馬主であるからこそのものである。だから厩舎も馬主も騎手も期待されてるのだから、GスズカよりならSスズカのほうが分があるだろう。

 なんか騎手等の話が長くなったが、私がSスズカを切る理由は距離の問題のほうが大きい。2000m以下ならどうにかなる馬だが、2200mは長いだろう。しかも気性の悪いSスズカにとって坂を2回上るのは答えるだろう。しっかし個人的にはサイレンススズカには中館あたりが乗って欲しかった。

 では、武豊が選んだ馬エアグルーヴはどうだろう。実績はあるし、「夏は牝馬」の格言もある。牝のほうが(温度などに対する)環境適応力が高いのいで、この格言は信頼できる。しかし、調教などを見ているとやや割引が必要だ。

 本命はずばりシルクジャスティス。天皇賞の負けっぷりで評価が下がっているようだが、この馬は叩かれてよくなるタイプ。すこし間があるとは言えグランプリホースの意地は見せられるだろう。Sスズカが人気になるということで、ペースはそれほど遅くはないだろうから、末脚は生きてくると思う。

 でもって2番手3番手評価が実績馬エアグルーヴメジロブライト。さらに押さえでエアグルーヴを前走3馬身ちぎったサンライズフラッグ。夏は牝馬ということでメジロドーベル。最近調子のいいミッドナイトベットも穴で狙ってみよう。




シルクジャスティスエアグルーヴ1000pts
メジロブライト
サンライズフラッグ600pts
メジロドーベル
ミッドナイトベット200pts
エアグルーヴメジロブライト600pts

1着サイレンススズカ配当 4590
2着ステイゴールドコメント

7/5

福島 ラジオたんぱ賞 (G III) 芝1800m
4歳別定
 中央10場で重賞制覇といえば2年前函館で安田富男が樹立した記録である(その後武豊もあっさりと記録を達成した)。その偉大なる記録に挑む男が今年もいる。その名は藤田伸二。トミさんのように、毎年のように言われながら10年ごしで取るのが味があるものだが、藤田がこのレースで乗る馬はかのナリタブライアンの全弟ビワタケヒデである。やんちゃな面があるが、素質は誰もが認めており、オープン特別の様なメンバーのこの重賞では勝機がある。記録が懸かっているだけに、鞍上も真剣だろう。

 ビワタケヒデは500万を勝ったばかりで格上挑戦だが、そこが狙い目。オープンでも通用する実力は秘めているだろうし、騎手の記録が懸かっている。人気も格上挑戦だけにそれほどにはならないだろう。おすすめの一頭である。好位につけるタイプだけに、直線の短い福島でもやれるだろう。しかも平坦コースはイマイチ馬が台頭することが多いので狙い目。

 相手は上位人気になりそうなディヴァインライトセンターフレッシュメイショウオウドウトップパシフィックに逃げ脚が不気味なマイネルメッサー

(追伸:逃げ馬としてフィールドソラールと書こうとして、間違えて全然逃げないマイネルメッサーと書いてしまいました(^^;。もうレースが終わってしまったので訂正はしませんが。)

(更に追伸:藤田騎手はまだ小倉の重賞は勝っていないようだね。勘違いしてました。)




ビワタケヒデ ディヴァインライト500pts
センターフレッシュ
メイショウオウドウ400pts
トップパシフィック
マイネルメッサー200pts

1着ビワタケヒデ配当 2190
2着メイショウオウドウコメント
的中: 400 x 21.9 = 8760

6/14

東京 安田記念 (G I) 芝1600m
4歳上定量
 このレースは勝つ馬が決まっているようなものである。かといって単勝じゃ(配当的に)つまらないので、要は相手探しである。タイキシャトルは連闘で宮記念を使わずに国内のレースは安田記念一本に絞った時点で勝つことが決まったようなもんだ。彼の心はすでに日本にはなく、海外を向いている。ここは勝って当たり前だろう。

 この安田記念はもうすでに「勝ち馬を当てる」という競馬の趣旨からは外れ、「2着馬を当てる」ゲームと化している。では2着にくるのはどの馬だろうか?

 まずシーキングザパールは人気になるだろうから外しておく。宮記念を勝ってるのならともかく負けてるんだから絶対的な信頼はおけない。また、人気になりすぎるであろうスピードワールドも切る。この馬のピークは去年の今頃であり、すでにピークは過ぎている。

 では狙い馬はどれか?まず、人気がない割には好走するマイラーオースミタイクーン。また、ビッグサンデーも連闘で果敢に挑戦してきているので勝負がかりと考えてよい。マイルの重賞を連勝しているし。

 それから1着の馬を除くと唯一のG1馬イシノサンデーも調子がいいらしく、人気にもならないだろうから狙う価値はある。更に、安田記念では外国馬は不振といわれるがドバイの馬なら何かやってくれそうだ。というわけでアライドフォーシズも押さえておく。



タイキシャトルオースミタイクーン500pts
ビッグサンデー
イシノサンデー
アライドフォーシズ

1着タイキシャトル 配当 1860
2着オリエンタルエクスプレスコメント

6/7

東京 東京優駿(日本ダービー) (G I) 芝2400m
4歳牡牝定量

 6月5日早朝東京競馬場にて行われたダービーの公開調教を観てきた。調教といっても金曜日だったので追いきりではなく、ただ歩くだけの運動だった。まるで巨大なパドックである。ただし、そのパドックには馬が1頭ずつしか出てこない。当然競馬場に入厩している関西馬ばかり。しかも、私が到着した6:30にはスペシャルウィークはすでに姿を消していた。キングヘイローを間近で見たのぐらいが収穫である。

 でもって、公開調教では馬が出ていない時間に過去5年間のダービーのビデオがターフビジョンに映し出されていた。やはり一番感動するのは5年前の第60回日本ダービー。ウイニングチケットが勝ったときだ。柴田政人が悲願のダービー初勝利!引退後のJRAのCMで寿司屋の役をやったときの「やっぱりウイニングチケットかな」と照れくさそうにいうシーンが目に浮かぶ。寺山修司の著作に出てくる「寿司屋の政」と像がタブって。キムタクなんかよりもよっぽどセンスのいいCMである。

 さて、今年のダービーは皐月賞の上位3頭がずば抜けている。間違いなくこの3頭で決まるだろう。そういった意味ではウイニングチケットの年に似てるともいえる。3頭のボックスを買えばまず的中するだろう。元が取れてるかどうかは別として。

 更に3頭から絞り込むにはどうしたらいいだろう。スペシャルウィーク武豊、セイウンスカイ横山典弘、キングヘイロー福永祐一。いずれもダービー未勝利ジョッキーである。しかもいずれもが中央競馬の騎手の息子である。ダービーは独特の雰囲気があるので、ベテランジョッキーでなければ難しいと言われる。それだけ(乗る側から見て)難しいレースなのだ。24歳でダービージョッキーとなった藤田伸二は例外中の例外である(ちなみにどうでもいいが私は現在24歳)。どのジョッキーも歴代ダービージョッキーの平均年齢よりも若いが、特に若いのが福永祐一である。弱冠21歳。いくら騎乗技術は抜群とはいえ荷が重いだろう。21歳でダービーを勝てと期待するのは酷かもしれない。将来のトップジョッキーなんだから、この大舞台を経験して今後のために生かしてほしいと見守ってやるのが、正しいファンとしての姿勢なのではないだろうか?

 というわけでセイウンスカイとスペシャルウィークの単勝1点勝負!




セイウンスカイスペシャルウィーク1000pts

1着スペシャルウィーク配当 13100
2着ボールドエンペラー観戦記

5/31

東京 優駿牝馬(オークス) (G I) 芝2400m
4歳定量

 これを書いている時点では今年のダービーは皐月賞上位組で決まりそうな気がするが、今回のオークスはどうだろうか?同じ春のクラシックでも牡馬は2000mから2400mの2ハロンの延長だが、牝馬の場合1600mから2400mと半マイルの延長である。1.5倍に増えるのである。そこで距離がもつかどうかということが課題となる。だから桜花賞上位組を素直に信頼していいというわけでもないだろう。

 桜花賞の覇者ファレノプシスが人気を集めそうだ。父はブライアンズタイムということで距離も大丈夫なように思える。しかし、母の父はストームキャットというバリバリの短距離馬であるのがネックである。本当に距離は大丈夫なのか?人気になりすぎているようなので消すことにする。一番人気の武兄はイマイチ信頼ができないし(回収率が悪すぎる)。

 そして桜花賞2着のロンドンブリッジだが、この馬ははっきりいってファレノプシス以上に距離に不安がある。しかも逃げ脚質のため直線の長い府中には向いていないだろう。去年のダービー(場所・距離はオークスと同じ)は逃げる伏兵サニーブライアンが制したが、サニブーにしても距離適性があったから逃げ切れたのである。

 エイダイクイン、ダンツシリウスに続いてロッチラヴウインクまでリタイア。狙おうと思っていた馬が次々に脱落していく・・・。ではどんな馬を選んだら良いのだろうか?

 府中で行われたトライアルを制したマックスキャンドゥ。桜花賞→4歳牝特→オークスというローテーションではきついといわれているが、2年前から牝特と樫の間が中2週から中3週とゆとりができた。だから、過去においてきついと言われていたローテーションも気にすることはないだろう。むしろ、府中を経験させたということが強みになると思う。

 桜花賞直行組から3着馬エアデジャヴー。むしろ差し足は阪神・中山よりも府中で生きてくるだろう。

 血統的妙味で選べばナオミシャインあたりが面白い。父トニービン、母の父リアルシャダイと長距離向きである。

 それからエリモエクセルも狙える。その末脚は府中向きである。忘れな草賞ではスローの流れを34.8秒の末脚を見せた。

 この4頭のボックスで勝負である。その他の馬ではラティールは母の父ニホンピロウィナーなので距離に疑問があるし、某雑誌では関西のTMの評価が高かったアドマイヤサンデーだがキャリア不足が気になる。「ヲ」の付く馬は穴人気にはなるだろうが実力は???って感じだし。



馬連(ボックス)マックスキャンドゥ 500pts
エアデジャヴー
ナオミシャイン
エリモエクセル

1着エリモエクセル配当 2300
2着エアデジャヴーコメント
的中500x23=11500pts


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