早い時期の２歳戦でキャリアの浅い馬が多く、馬同士の横の能力比較が難しいレースである。特に函館開催が短縮されてからは前走オープンという馬もいなくなって難しくなった。

　本命は連闘でここに臨むイチローイチローとする。同コースの新馬戦を勝っての連闘である。カレンブラックヒル産駒のこのコースでの過去３年の単勝回収率が197%であり、池添騎手のコース単勝回収率も出場騎手中で唯一100%超えである。種牡馬も騎手もこのコースが得意で回収率も高い。また、今年は変則開催で札幌で２週開催されたため、函館開催はこれが３週目だ。例年の様に外枠が有利ということもないだろう。枠順は気にせず、この馬を本命としよう。

　相手は、キャリアが浅いため比較が難しく、どの馬が来てもおかしくないので手広く行こう。新馬戦で全く勝負にならなかったグランデはさすがに切るが、他の馬は未勝利馬も含めてすべて押さえておこう。近年は地方馬も来なくなったが、今回出走する道営所属のラブミードールは前走を度外視すると来ても不思議ではないので押さえておく。