ローカルハンデＧIIIだけに一筋縄ではいかないレースだが、ここはあえてトップハンデのカデナを本命とする。昨年のこのレースの覇者である。小倉記念でも２着の実績があり小倉巧者である。弥生賞を勝ったイメージが強いが、小回りのローカルコースで安定した成績を残している器用な馬である。58kgという斤量が気がかりだが、得意の小倉では期待しよう。鞍上の菅原明良騎手は３年目の若手だが、先日の東京新聞杯を勝ったのを機会にブレイクする可能性を秘めており、実際、現時点で今年のリーディング18位と急成長していて、今がお買い時の騎手である。

　相手はどの馬にもチャンスがありそうなハンデ戦なので総流しとする。昨年の２着馬ドゥオーモに○を入れておいた。昨年はその馬を本命として馬連２万馬券を的中し、今年も本命にしようかとも思ったのだが、８歳という年齢がネックなので割引いた。小倉芝1800mでは馬券圏内を外していない（しかも他の競馬場は苦手なので人気の盲点になりやすい）コース巧者なので、１年ぶりの小倉の今回も一発があっておかしくないが。