1着
メジロドーベル
2着
ヤシマソブリン
3着
ホウエイコスモス 

  ちょっと出遅れてしまったメジロドーベルが1コーナーでなんと大外から先頭を伺う。そして、先頭に立つ。逃げたことのない馬なので掴まってしまうかもしれないが、スローペースという展開にも助けられ掴まるどころか他を引き離して一着でゴールイン。まさに、吉田騎手のペースを読んで先に行かせた判断力の勝利といえるだろう。また、「こういう勝ち方もできるんだよ」というドーベルの脚質の自在性のあらわれでもある。

 2着には古豪ヤシマソブリン。貫禄をみせた。このメンバーなら妥当なところだろう。同期のサクラローレルは今フランスにいる。ともにクラシックを沸かせたナリタブライアン、エアダブリンはもうターフにはいない。

船橋の期待の星アブクマポーロはブービー。天皇賞出走の夢が無惨にも砕かれた。このメンバーならもっとやれる筈と思ったのだが。