1着エルコンドルパサー
2着エアグルーヴ
3着スペシャルウィーク
4着チーフベアハート
5着マックスジーン

 日本馬で決まるということだけは当たったのだが、結局縦目である。

 勝ったエルコンドルパサーは強い勝ち方だった。距離が未経験ということだけが心配だったが、結局それも杞憂に終わった。これでデビュー以来7戦6勝2着1回。4歳で連対した馬はこの馬とファビラスラフィン(一昨年2着)だが、共通するのがNHKマイル1番人気、かつニュージーランドT1着馬である。短距離で活躍した馬がなぜ2400mのレースでも活躍する。実はマイルでも距離が足りない(強い)外国産馬がJCで活躍しているということだろうか。

 2,3着も日本馬。外国馬のレベルが低いとはいえ1着から3着まで日本馬が独占というのは初の快挙である。結局3着までを1〜3番人気で占めたということになるが。

 ちなみにJCは他のレースよりも激しいレースであるといわれる。JCで激走した馬は有馬記念で人気になり連を外すことが多い。ここ数年の傾向として必ず連を外している。今のところ上位3頭は有馬にも出走予定だが、この3頭は消せるのではないか。ということが今回のレースから得られる結論である。いわゆる「見えない疲れ」というものが残ると思うし。

軸にしたステイゴールドが10着。ユーセイトップランやゴーイングスズカに負けるとはね。結局は万葉Sでユーセイトップランに負けたという「実力」が発揮されたのか?この惨敗で次は人気が下がるので買い時かな?次が買い時といえばシルクジャスティス(8着)というのもいるが。叩けば強くなる馬なので忘れたころに一発がありそうだ。

 さて、このレースの勝利ジョッキー蛯名正義だが来週から騎乗停止だそうな。バブルガムフェローの天皇賞・秋以来2度目のG1制覇だが人生万事塞翁が馬である。来週から乗れないので帳尻あわせのように最終レースも勝ってしまうし。さすがは東のトップジョッキーである。