もし中央競馬で馬単が売られていたら・・・・。私はステイゴールドをヒモにして総流しをしていただろう。するとこのレースは取れたはずだ。競馬に「れば」「たら」は禁物だが、そう考えると悔しい結果だったかもしれない。私の場合昨年の東京大賞典で珍しく馬単を買いヒモ流しをしていたら見事２着＞１着だたりしたから、もしそんな買い方をしていたらステイゴールドが勝っていたかもしれないが（笑）

　というわけでステイゴールドは定位置の２着です。春天、宝塚、秋天と３連続Ｇ１　２着です。メジロブライトの春秋盾連覇はならなかったが、ステイゴールドが盾２着という偉業を先に成し遂げてしまった、といった感じである。内国産の（つまり天皇賞に出走可能な）タイキブリザードといった感じか。最初はステイヤーだとばかり思っていたが中距離でも十分通用することができることがわかった。ちなみに今回の出走馬で重賞勝ちの無い馬はステイゴールドだけ。まさに現役最強の重賞未勝利馬だ。

　２着の馬のことはこの辺にしておいて。勝ったのはオフサイドトラップ。東京８Ｒ南武特別（900万条件）では弟のワールドカップ（４歳）が勝った。そしてメインレースでは８歳の兄が悲願のＧ１初勝利。８歳でＧ１初勝利だから引退せずによく頑張った。今後出れるレースがあるの？、ということが疑問視されているが、ここはとにかくおめでとうと言っておくしかない。

　このレースは是正の墓がある３コーナーと４コーナーの間で、悲しい事故が。順調に逃げていた一番人気のサイレンススズカが骨折競走中止。予後不良という最悪の結果に。私はレースを生で見ていたのが見た感じ予後不良とは思わなかった。Ｇ１も勝ったことだし無理せずこのまま引退して種牡馬にと考えていた。しかし、最終レース終了後ダービースクエア（某ウェブページではない）で行われていた「天皇賞回顧」のイベントで井崎脩五郎（だったかな？）の口から予後不良だったということを聞いて唖然としてしまった。最悪の結果である。現役馬の中では「魅せる競馬」のできる数少ない馬だと思っていただけに非常に悲しいことである。謹んでご冥福をお祈りいたします。

　スズカの代わりに頑張らなくてはならないのが同期の５歳組。２，３着は５歳馬だったが、５歳の中でもトップクラスであるはずのメジロブライト、シルクジャスティスは何をやってるんでしょうね。とくにメジロブライトは４コーナーでは位置取りもよく勝ったと思ったのに。やっぱり距離が長くないとだめなのかな？