1着サイレンススズカ
2着エルコンドルパサー
3着サンライズフラッグ

 「今日はスズカ何馬身ぐらい離すかな?(ただし道中で)」と多くの人が思っていたことだろう。しかし、そんなには引き離さなかった。逃げたことは逃げたが「普通の逃げ馬」という感じ。破天荒なところが有名なスズカだが、今日はまともな勝ち方だ。

 2着はエルコンドルパサー。エルコンドルパサーとグラスワンダー、この4歳マル外の無敗馬対決はひとまず的場の選ばなかったエルコンドルパサーに軍配が上がった。ただし、両頭ともデビュー以来の連勝記録がストップ。ただしエルコンドルはデビュー以来連続連対記録は残っているが(ビワハヤヒデを抜けるか??(笑))

 勝ったサイレンススズカは破天荒ぶりで有名な馬だが、今回はまともにいって勝てた。しかし、天皇賞ではサイレントハンターのような強力な逃げ馬が出てくる(可能性がある)。この馬はすんなりハナを切ってマイペースでいけば強いが、ダービー(サニーブライアン)、マイルCS(キョウエイマーチ)のような強力な逃げ馬が出てきた時は轟沈している。それをいったら去年の天皇賞・秋は道中20馬身近く離しながら轟沈したが(笑)今日の勝利で一番人気がほぼ確実だから外したほうがいいんじゃないかな(天皇賞・秋は一番人気がこけることで有名だし)。

 2着のエルコンドルパサーと敗れたグラスワンダーだが、マイルCSに出てきたらどっちに分があるだろう。今日の結果だけだとエルコンドルなのだが、グラスは今回は骨折休養明け。本調子では無かったのかも。ただし、3歳時の強さは早熟なだけなのかもしれない。しかし、的場が選んだということはやはり、まともに走ればめちゃくちゃ強い馬なのかも。