1着
サイレンススズカ
2着
ローゼンカバリー
3着
ジェラスガイ

 結局サイレンススズカが逃げ切る。スズカが大逃げ一人旅という予想通りの展開だったが、逃げ・先行有利の中山内周りでは一枚上手であった。今回は同型馬が出走していないので順当なところといってもいいだろう。以前は逃げてばてる馬といった印象しかなかったが、天才武豊騎手に乗り変わってからは好調のようである。やはり潜在能力はかなりのものを持っている馬なので、気性をどうにかしたら活躍できるはずである。そこで、馬をなだめることに関しては天下逸品の武豊の騎乗がものをいっているといってよいだろう。(ちなみに昨年の神戸新聞杯でこの馬に乗っていた上村騎手はゴール前で勝ったと思って手綱を緩め、マチカネフクキタルに勝ちをさらわれたらしい。)

 そして私が切ったローゼンカバリーがジェラスガイとの接戦の末2着である。「人気先行」タイプの馬でワンツーだったので配当も低い(3.5倍)。だから、期待値重視派の私としてはこのレースは当たらなくともしょうがなかった。サイレンススズカも単勝1番台にならなければ本命にしていた所だったし。

 外れた言い訳ばかり書いていてもしょうがないので、最後に我が本命イシノサンデー(5着)の敗因を分析してみよう。本馬場入場のときにすでに入れ込んでいた。そして道中2番手に付けたのが敗因となったと思う。2番手とはいってもスズカが大逃げを打っていて実質的に前に馬がいないようなものだったからである。入れ込んでいたという時点ですでにだめなのだが、せめて前に一頭馬がいてくれたらもう少し押さえて走れたと思う。