1着
ノーザンレインボー
2着
ケイティタイガー
3着
メジロシンドウ

 個人的な話だが、もしポレールが出ていれば中山まで観戦にいくつもりだった。しかし、ポレールが出ないので結局自宅から歩いていける(本当は自転車でいったが)東京競馬場のターフビジョンにて観戦。

 年に2回しか使われない大障害コース。日本一難易度の高い障害コースの大竹柵に大生垣。その大障害の前方に下からのアングルのカメラが仕掛けられ、馬たちが障害を飛び越えるシーンがターフビジョンに映し出される。こないだの東京障害特別からこのようなファンサービスが行われているらしいが、東京障害特別では内馬場にいたため見ていなかったが。

 その1回目の大障害である大竹柵で2番手を追走していたアワパラゴンが落馬。私の本命であり一番人気でもある馬である。場内ではどよめきが。この時点で私の馬券が外れることが確定した(;_;)。

 障害重賞グランドスラムを賭けて臨んだアワパラゴンだが、やはり高い障害の飛越は苦手であった。障害界の新たなるスターと期待していた馬なので残念である。しかし、冷静に考えてみると障害界のことを考えればアワパラゴンが勝たなくてよかったといえるかもしれない。何故なら中山大障害は難易度が日本一の障害であるからである。しかし、アワパラゴンは飛越の巧みさというよりも、脚力で勝ちあがってきた感がある。それを脚力だけで勝つということは、日本の障害のレベルの低さを証明することになるからである。障害レースもJRAが見直しを検討しているらしいので、これからますますレベルアップしてもらいたい。

 レースのほうはこないだの東京障害特別の襷コースで私の目の前で落馬したノーザンレインボーが逃げ切り圧勝。東京の無念さをここではらした。落馬があれば重賞制覇もある。このまさに塞翁が馬的なドラマがあるから障害レースは面白い。