阪神大賞典
1着スペシャルウィーク
2着メジロブライト
3着スエヒロコマンダー
4着シルクジャスティス
5着タマモイナズマ

 阪神は雨。馬場は重。しかし、この2頭には重馬場なんて関係なかった。

 スペシャルウィークが早めに抜け出し先頭に立つ。そうはさせるかとメジロブライトが追うが、スペシャルウィークに3/4馬身差に詰め寄ったところにゴール板があった。後続に7馬身差をつけて、この2頭の主役のワンツーであった。私は生で観ていたがブライアンVSトップガンの時のように震えるほどには感動しなかったものの、なかなか見応えのあるレースだった。

 実はこの距離ならメジロブライトが負けることはないと思っていたのだが、このレースを観てスペシャルウィークもかなり強い馬なのだということが分かった。そのスペシャルウィークに菊花賞で勝ったセイウンスカイは展開に恵まれていたとはいえ、かなり強い馬なのではないだろうか。

 穴を開けるならこの馬だと思っていたタマモイナズマは5着に敗退。大逃げを打てばひょっとしたら2頭に割り込めるかもと思ったのだが、ハナを切ることすらできなかった。あの2頭に勝つには一かバチかのバクチ戦法しかないと思うのだが。