トキオパーフェクトとキョウエイマーチが快調に飛ばすハイペース。４コーナーでもまだ他馬をリードしていた。中京の短い直線。そのままキョウエイマーチに粘ってほしい。

そのまま、そのまま、粘れ〜！！！そのままああぁぁ！

と気合いを込めて叫ぶもマサラッキが大外からやって来て、２着には粘れるかと思ったがゴール板直線でかわされ結局２着馬と僅差の４着。去年のダービー（スペシャルウィーク-セイウンスカイの１点買いだった）を思い出してしまった。

　マサラッキはもちろんＧ１初制覇だが、去年のＣＢＣ賞に続き、中京スプリント重賞２勝目。坂がない平坦コースの短距離だと、持ち味が生きるタイプなのだろう。そして藤田伸二騎手は一昨年の有馬記念以来のＧ１制覇。この騎手は人気薄のほうが勝てるらしい。

　シーキングザパールはよく追い込んだが、惜しくも届かず２着。昨年のスプリンターズＳでも同様に穴馬に勝利を持っていかれている。

　３着はシンコウフォレスト。昨年の覇者がどうにか威厳を見せつけたようだ。