優駿牝馬
1着ウメノファイバー
2着トゥザヴィクトリー
3着プリモディーネ
4着スティンガー
5着フサイチエアデール

 コース幅が広く直線の長い東京競馬場。そのコース特性を生かしてウメノファイバーが4コーナーで大外に持ち出し、末脚を爆発させ1番人気トゥザヴィクトリーを最後の最後でハナ差捕らえた。府中では無敵である。他の競馬場では大して走らないので人気の盲点になってはいたが、府中に出てきたら狙ってみよう。府中では3戦3勝でしかも全部重賞。サクラユタカオー産駒らしく良馬場でなければ走らない馬であるらしいが、今日は天気(馬場コンディション)も味方をしてくれた。

 勝利騎手インタビューでの蛯名正義騎手のコメント「ゴールした瞬間『勝った』と思いましたが、(ガッツポーズをしなかったのは)前に一度間違ってますからねぇ」。95年天皇賞(春)でステージチャンプに乗って「勝った」と思ってガッツポーズをしたら、2着だったという無念なレースから4年。蛯名正義は3つ目のG1をハナ差でモノにした。

 2着は武豊の選んだ馬トゥザヴィクトリー。その他5着までは人気馬ばかりだ。特にトゥザヴィクトリーはハナ差で差されただけに惜しいレースだった。また3着のプリモディーネも頭差の惜しい内容。私的にはウメノ−プリモで決まってくれたほうが配当がついてよかったのだが。何にせよ久々(去年のマイルCS以来)のG1的中。ここの予想が当たったのも久々だ(苦笑)