札幌記念
1着セイウンスカイ
2着ファレノプシス
3着ツクバシンフォニー
4着ダイワテキサス
5着ダイワカーリアン

 先頭誘導馬候補だったサイレントハンターは逃げずに3番手からいった。更にセイウンスカイに至っては後ろからの競馬になった。予想外の展開。ペースが速くなれば有利と思って本命にしたダイワテキサスは予想外の展開になったせいか4着止まり。

 こんな展開を読みやすいレースで予想外の展開になったときは得てして荒れるものだが結局堅く収まってしまう。セイウンスカイは後ろからでも勝てるということを証明した。今までセイウンスカイが活躍してきた長距離だと昨今の競馬ではスローな流れになるので逃げれば有利だが、2000mだと(特に今日のようなメンバーだと)ペースが速くなる可能性があるので後ろからいったのだろうか。セイウンスカイは派手な大逃げを打つこともあるので逃げのイメージがあるが、実は後ろからでも行ける馬だったのだ。あとはペースを予想し展開に合わせた位置取りを考えた騎手や陣営の作戦勝ちなのだろう。逃げ一辺倒の馬ならそれはできない筈だが、セイウンスカイは今までスローペースを(陣営が)予測していたので逃げていただけなのかもしれない。