安田記念
1着エアジハード
2着グラスワンダー
3着シーキングザパール
4着ツクバシンフォニー
5着ムータティール

 グラスワンダー勝利まで後少しの瞬間、1頭の馬がグラスワンダーに並びかけ、そしてハナ差で先にゴール板の前を駆け抜けた。京王杯SCではグラスワンダーの2着に敗れたエアジハードだ。オークスでは蛯名正義がウメノファイバーで一番人気トゥザビクトリーをハナ差で差したが、またしても蛯名だ。

 最後のゴール前でエアジハードは外から内に切れ込みグラスワンダーに近寄りマッチレースに持ち込んでの勝利だった。エアジハードは馬体を並びかけて勝負根性の差で競り勝つ馬、つまりマッチレースに強い馬らしい。まさかグラスワンダーが負けるとはねぇ。やはり次元が違うのではなく、普通の強い馬だったか。単勝買わなくて良かった、というのが素直な感想である。また、馬単があればグラスの頭で馬単を買っていただろうから外れていた筈である。

 3着はシーキングザパール。やはり詰めの甘い馬だった。4着は連闘ツクバシンフォニー、5着はゴドルフィンの刺客ムータティール。

 それにしてもキングヘイローは負けすぎ。マイルが適距離とか言われながらも、やはりG1じゃ足りない馬なのか?