この度はラジオ出演という、また一つ新しい経験をさせて頂くことができました。放送では、うつ病の発症のきっかけ、具体的な症状、精神科の医師の対応、病気を乗り越えられた大きな要因、そして、歌を作り始めるきっかけ、これまでの音楽活動や現在の心境など、50分間たっぷり、アナウンサーの方の質問に答えながら、お話しすることができました。その間、自作の「聞こえますか、お母さん」、「励ましの時」の歌も流して頂き、後半では、「千の風になって」の英語の原詩の朗読もいたしました。

 放送後には、たくさんの感想が寄せられましたので、その一部を紹介させて頂きます。

  • 家の中では電波がキャッチできなかったが、車のラジオに入ったので50分間、寒さをこらえて全部聴きました。(八王子の方)
  • 体験に基づいた話だったので、とても分かり易くて良かった。
  • 自分の立場に当てはまることが多くて涙が出ました。
  • 話の中の、精神科医の言葉や対応には、驚きと怒りがこみ上げてきた。
  • アナウンサーの方の、「ポカポカ暖かい部屋で、熊谷さんの曲を聴いていると、とてもいい気持ちになります」との言葉に全く同感です。
  • 「『うつ』は治る」こと、「家族の温かいサポートが必要である」ことなど大切なメッセージが伝わったと思います。
  • 「人生に無駄はない」とつくづく感じさせられました。
  • 50分間、携帯電話で聴き続けて、首が痛くなったが、次は何が話されるだろう?次は?次は?と惹きつけられて、つい最後まで聴いてしまった。
  • アナウンサーの方と初対面とは思えないほど、温かい雰囲気が伝わってきた。

 皆様から、このように多くの感想をお寄せ頂くことができたのも偏に「かわさきFM」のスタッフの方やアナウンサーの岡島さんの「うつ」に対する温かいご理解があったからこそと思っています。しかし、今も「うつ病」に苦しみ、その病と闘っておられる方々が大勢いらっしゃることに心が痛みます。一日も早く、その方々が、お元気になられますようお祈りいたします。

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