Si5351aを使ったSG(シグナルジェネレータ) & AM信号発生

UP dated 2024.11.28

●Si5351A-B-GTR シグナルジェネレータ & AM信号発生器 1MHz-240MHz

(K18)Si5351A VFOをケースYM130に入れて、ATT20+20+10dB、(K2)シグナル強度表示(dBm)、1kHz AM変調信号発生を追加して、シグナルジェネレータに仕上げました。

 Si5351Aの出力は、+7dBm以上あり、パッシブ・ダイオードDBMを直接励振駆動が可能ですので、そのDBMのIF端子に、バランスを崩すために+80mVDCが重畳された1kHz-トーン信号で AM変調をしています。 これは、AM受信機の調整をするために、AM信号源が必要になり、ケース後面に追加したものです。

ケース前面パネルには、左から、周波数エンコーダ、出力VR、ATT_10dB,20dB,20dBのトグルSW、Si5351を制御するタクトSW、出力BNCコネクタが配置され、ケース上面蓋には、穴をあけて、(K18)Si5351a_VFOの周波数表示と AD8307(K2)シグナル強度表示(dBm)が見えるようにしています。

 出力VR、ATT_10dB,20dB,20dBのトグルSWにより、-70dBm〜+7dBmの信号が得られ、調整ツールとして有用です。

 

●回路

回路は、以下の通りです。
 AFトーン信号電圧が大きければ、AM変調波出力も もう少し大きくできますが、今回は、この2SK125ソース出力で 100%変調ができる範囲で、回路図の78L05出力側の電圧を 3.4Vとしました。 その結果、AM搬送波無変調信号出力は、DBMをバイパスしたときの出力の -16dBcとなりました。 100%変調波ピーク値は、-10dBcです。

 下記回路図の ATT10dBチップ AD8307モジュール、出力電力表示用の(K2)8307dBm計関連部品は、◇(OP-17) SG 周波数拡張モジュールキット に含まれていますので、ご入用の方は、それをご覧ください。


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