自作機1 (KP6 PLL局発)
(K11)KP6T=KP6 SSB/CW 6バンドHFトランシーバーキット
(OPTION-9)HFリニアアンプ10W基板キット
を使用して製作しました
1 ケース
タカチUC32−8−24GG に組込みました
スペースは十分にあり、SW電源(12V,4.3A)を内蔵しました
リニアアンプの放熱版には冷却ファンを取付、背面に配置しました
チルトレッグスタンドを取付ています
2 基板等の配置
写真1,2の通り、上部にGenerator,RFConverter、PLLVCO基板を、下部にLPF、背面にリニアアンプを配置しています
前面、背面パネルの配置は写真3,4に、 全体の状況は、写真5のとおりです
写真1 写真2 写真3
写真4 写真5 写真6
3 各部について
(1) Ggenerator
・ 12MHzの局発
周波数調整は比較的容易、出力レベルの調整はやや困難で50mVくらいの差があります
・ マイク入力は、アンプ付きマイク(TA20118ALCアンプ)を想定して、100mVとしました
写真6はアンプ&VOX付きのマイクでず
(2) RF Converter
・ バンド構成
A 21MHz 24,28はVCO-Dが不安定なため除外した
B 7,10MHz
C 3.5MHz
(3) PLL VCO
・PLL
PLL−IC TC9256PのX'tal(8MHz)の周波数ズレは、出力周波数に大きな影響があることが分かった(貝原OMからの御教授による)
・ NE602の出力
出力レベルが低めなので、トランス方式に変更を試みるも、不動作となり元のままとした
・ VCO
VCO-Dは定数を変えて試すも、不安定なままである
(4) リニアアンプ
・ 終段FET
RD16HHF1を使用 放熱版が小さいため、冷却ファンを装着した(常時回転)
(5) LPF
・ 変更点
28MHz用を3.5MHz用に変更した
4 その他
(1) 免許
2020.11にTSSにて保証をもらい送信装置を追加しました
送信機系統図は図1を提出しました
(2) 使用感
21MHzで受信音に濁りが感じられる、3.5.7MHzは良好である。感度は若干不足ぎみではあるが、雑音は少ない
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自作機2 (KP6 DDS局発)
(K12) KP6TD=KP6D SSB/CW 6バンド 1W/5W/10W HFトランシーバーキット
OPTION-11)KP6 50MHz組込み用追加部品
(OPTION-9)HF リニアアンプ10W基板キット
を使用して製作しました
1 ケース
IC−750(icom)に組込みました
ヤフオクで購入しましたが、不動作だったので、内部の基板等、不要なものを取外して使用しました
メータ、スイッチ、ボリューム、チューニングダイヤル等、利用できるものは残しています
電源は、自作機1と同様に内蔵しました(12V,4.3Aを13.8Vに調整して使用)
2 基板等の配置
筐体の下部にGenerator,RFConverter、Control_Local VFO基板を配置(写真1)、また、背面の送信部があったところに、50MHz専用RX Amp基板、広帯域低雑音アンプ、 LPFを(写真2)、リニアアンプは裏面放熱板に配置しています(写真3
)
前面、背面パネルの配置は写真4、5のとおりです
写真1 写真2 写真3
写真4 写真5 写真6
3 各部について
(1) Ggenerator
・ 12MHzの局発
周波数調整は比較的容易、出力レベルの調整はやや困難で50mVくらいの差があります
・ マイク入力は、アンプ付きマイクを想定して、100mVとしました
・ ハンドマイク内に TA20118ALCアンプを無理して内蔵させました(写真6)
(2) RF Converter
・ バンド構成(5バンド)
A 50MHz
B 18,21MHz
C 7,10MHz
(3) Control_Local VFO
・ 表示部
元の無線機の表示部のところに無理やり取り付けました
大きさ的には適合しています
・ チューニングダイヤル
元のチューニングダイヤル,encoderを使用しました
(4) リニアアンプ
・ 終段FET
RD16HHF1×2を使用し、ケース裏面の放熱版に取り付けましたv
出力側のLPFはfc=60MHzとしました
(5) LPF
・ 変更点
28MHz用を50MHz用に変更したv
4 その他
(1) 免許
2021.8にTSSにて保証をもらい第6送信装置として追加しました
送信機系統図は図1を提出しました
(2) 使用感
感度は、広帯域低雑音アンプ(写真7) 組込みで、メーカ製(IC−721)と比較しても遜色なく、また雑音が少なく聞きやすい
(3) 送信出力
7,10MHz 約10W
18,21MHz 約7W
50MHz 約5W
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