UP dated 2021.08.01
・・・製作感想・・・
製作に関しては、特に難しい点などは無いと思います。
細かいノウハウや改善ポイントも公開されていて、とても参考になります。
製作スキルを磨くことができます。
・・製作したTRXの説明・・・
1)改善ポイントを含め公開されているオリジナルのまま製作しましたが、
AGCは省きました。よってSメータも省略です。
また、受信トップには2SK241のプリアンプを入れましたが、AGCが
ありませんので、簡易的なアッテネーターの機能を追加しています。
パネル面、トグルスイッチ(電源スイッチ)下のプッシュスイッチ(黒い丸)は、
2SK241ソース抵抗を切り替える方式のアッテネータースイッチです。
2)電源回路の送受信切替や、CWのブレークイン回路もオリジナルのままですが、
収納ケースの空きスペースに合わせるため、ユニバーサル基板を切り出して
作りました。
3)エンコーダー、LCD、電源スイッチはユニバーサル基板を切り出し、
そこに実装して、その基板をフロントパネルに載せています。
電源スイッチは中点OFFタイプのトグルスイッチですが、
レバー中点の位置で電源ON、上側に倒すとCW送信ができるようになります。
また、マイクジャックは6Pのモジュラージャックを用いました。
4)送信出力のモニターとしてLEDを付けました。送話に合わせて
パカパカ点灯します。送信出力は200mW程となりました(RD00HVS1の出力)。
なお、フェイクのRD16HHF1は、まだ試していません。
SPとTRX基板の間には空きスペースが有り、ここに組み込もうと
思いましたが、200mWは十分に実用的な出力ですので、
このままにして置こうとも思っています。
とにかく、受信の外来ノイズ、内部ノイズが非常に低く、長時間ワッチしていても
聴き疲れしません。
それでいて、メーカー機と比較してもシグナルはほぼ遜色なく
聴くことができています。
受信部各段のゲインのレベル配分が適切にされているのと、
PLL_VCOのお陰だと考えられます。
音質は、送受共ですが、ちょっと堅い感じの音です。
フィルタの特性によるものと思いますが、歪んでいる訳ではありませんので、
まったく問題ありません。
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