ある日、タイガー道場は変質していた。
いつもながらの会話形式。
しかし、いつもと違う手ごたえ
混乱し、暴走する師匠を止めることはできるのか！
がんばれイリヤ！
２１世紀の最後のブルマよ！
お前が世界を救うのだ！
・・・・という展開だったらいいなぁ（イリヤ談



弟子一号が入室しました
弟子一号＞師匠！大変っすよ！！！
トラ＞入って来て。早々、何事だ弟子1号。
弟子一号＞いつもと周りの雰囲気がぜんぜん違うっす！
弟子一号＞というか。チャット形式っすよ！チャット形式！
トラ>何を馬鹿な・・・って本当だぁぁぁぁ！！！
弟子一号＞気づくのおそっ！
トラ＞ガァー！師匠に向かってその口の聞き方は何語とじゃぁぁぁ！！
弟子一号＞怒るのはいいっすけど、変換間違えてるっすよ。
トラ＞本当だ。変換間違えてるorz
トラ＞・・・・なれないから仕方ないんじゃぁぁぁぁ！！
弟子一号＞開き直りっすか！というか、慣れてない人がorzとか使わないっすよ！
弟子一号＞ていうか。そもそもorzの意味すら、慣れてない人にはわからないっす！

赤い悪魔が入室しました
弟子一号＞先輩キター！！って変換ならない！？
赤い悪魔＞案ずるなブルマ娘よ。
赤い悪魔＞この世界の製作者が、変換登録してないから使えないだけだ。
赤い悪魔＞決してお前のせいではない。
弟子一号＞私は悪くないんっすね。

弟子一号＞それなら安心っす。
弟子一号＞ところで、その世界の製作者っていったい？
赤い悪魔＞それはな。チャットなどネットゲーでしかやったことがない・・・
弟子一号＞やったことがない？
赤い悪魔が消失しました
弟子一号＞先輩！？やったことがない、の続きはなにっすか！？
弟子一号＞というか。消失！？退室じゃなくて！？
弟子一号＞いったい何が起きたんですかね。師匠？
弟子一号＞あれ？
弟子一号＞師匠？
弟子一号＞どこ行ったんすか！？
弟子一号＞退室してないんだから、まだいるんでしょ！？
弟子一号＞師匠ぉぉぉ！
弟子一号＞返事してくださぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ！！！！
弟子一号＞はぁはぁはぁ・・・。
弟子一号＞このままじゃ寂しい人の独り言になっちゃうっす！
腹ペコ王が入室しました
腹ペコ王＞シロウ。おなかが空きました。ご飯はまだですか？
弟子一号＞腹ペコ王キター！！！！！
腹ペコ王＞む、ここはどこですか？
弟子一号＞そんなことも知らずにここに来たんすか！？
弟子一号＞ここはチャットルームっす。

弟子一号＞文字で会話をするって場所っす！
弟子一号＞まあ、そんなことはどうでもいいっす。
弟子一号＞腹ペコ王さん、私の話し相手になってほしいっす！
弟子一号＞このままじゃ、永遠と独り言を喋ってる、頭のおかしなやつになってしまうっす！
腹ペコ王＞はぁ。そうなのですか。
弟子一号＞そうなんっす！
腹ペコ王＞助けてあげたいのは山々なんですが
腹ペコ王＞私も今はいそがしい身。
弟子一号＞忙しいっておなかが空いてるだけじゃないっすか！
腹ペコ王＞む、シロウが呼んでいます。
弟子一号＞え！？ ちょ、ちょっとまって！
腹ペコ王が退室しました
弟子一号＞出ていっちゃったっす！

弟子一号＞また一人になったっすぅぅ！！！！
わかめが入室しました
わかめ＞話し相手がほしいんだろ？
わかめ＞僕が話し相手になってあげるよ。
弟子一号＞・・・・・・・・・・。

弟子一号＞冗談はわかめだけにして。
わかめ＞な！
わかめ＞冗談なんか言ってないし、この髪型も冗談じゃないんだぞ！？
弟子一号＞はいはいﾜﾛｽﾜﾛｽ。
弟子一号＞だから早く出て行って。
わかめ＞なんだよ！そのあつかいは！
弟子一号＞あ〜もう、うざっ！
弟子一号＞強制退室してね。
わかめ＞え！？何これ！？
わかめ＞ここはただのチャットルームだろ！？
わかめ＞なんで黒服のサングラスをした、いかついスキンヘッドのお兄さんが！？
わかめ＞ま、待って！？やめて。つれてかな・・・・。
わかめを某大国に連行しました
弟子一号＞ふぅ。誰もいないし、帰るかなぁ・・・。
トラ＞Zzz・・・Zzz・・・Zzzzz。
弟子一号＞し、師匠！？
弟子一号＞いたんっすか！？
トラ＞んあ？
弟子一号＞んあ？って寝てたんすか！？
トラ＞あ〜うん。なんか今回仕事ないみたいだし。
トラ＞ねちゃってもいいかなぁと思ったり。
弟子一号＞だめっすよ！ルート説明がなくとも、これも立派な仕事っす。
弟子一号＞というかよく寝てるからって、Zzzとかは出せたんすね！？
弟子一号＞ある意味才能っすよ！？
トラ＞あぁ。うん。そうだね。
弟子一号＞返事が適当っすね・・・。
トラ＞あ〜ヤバイ。もう寝るわ。
弟子一号＞え！？ちょ、ちょっと待ってください師匠！？
トラ＞ごめん待てない。それじゃオヤスミ〜ﾉｼ
弟子一号＞ﾉｼじゃないっすよぉぉぉ！！！
トラが退室しました
弟子一号＞師匠までいなくなったぁぁぁぁぁ！！！！
ルームマスターが消えたのでこのルームを閉鎖します
弟子一号＞え！？ちょ、ちょっと待つっす！
弟子一号＞出口はどこっすか！？

弟子一号＞え！？どこにもない！？

弟子一号＞そんな！？

弟子一号＞ここが、このまま消えたら私はどうなっちゃうんすか！？
閉鎖まで３・・・２・・１・・
弟子一号＞いやぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ！！！
ブチンッ
・・・・・・・・・・・
弟子一号・・・・・。
弟子一号・・・。
師匠＞目を覚ませ弟子一号！
ブルマ＞はっ！？
師匠＞目は覚めた？

師匠＞まったく、こんな所で寝ちゃって・・・。
ブルマ＞し、師匠ぉぉぉぉ！！！！
師匠＞ど、どうしたの！？
ブルマ＞怖かったっす！

師匠＞おち、落ち着いて！

ブルマ＞気が付くとこの道場がチャット風になってて。

師匠＞う、うん。
ブルマ＞みんないなくなって最後にはその部屋ごと自分が消たんっす。
師匠＞そうなの・・・。
ブルマ＞本当に夢でよかったっす。
師匠＞あ〜。安心してるところ悪いんだけど・・・。
ブルマ＞なにっすか？
師匠＞自分のせりふの横を見てみて。
ブルマ＞横？
ブルマ＞・・・・
ブルマ＞ここもかぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ！！！！
以下エンドレス？
終わり

あとがき

タイガー道場だけで短編が作りたくなり、作られたのがこれです。

これからもちょくちょくと、タイガー道場シリーズとして出していくと思います。

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