[からだの部分の解剖学てき変化と病気]

[十二指腸の悪性リンパ腫でバイパス手術を受けたが胆管が腫れていると言われた]
[胸骨の剣状突起:みぞおちにしこりが出来て痛いので診てもらったら軟骨と言われた]
[膵管胆管合流異常という先天的な異常が見つかったが手術をしなければいけないか?]

[下血で入院し十二指腸潰瘍による幽門狭窄を起こしているが手術が必要か?]
[人間ドックで総胆管拡張症の疑いと言われて検査を受けてている]

[舌扁桃:舌の付け根に腫瘍のようなものがありポリープと言われた]

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[十二指腸の悪性リンパ腫でバイパス手術を受けたが胆管が腫れていると言われた]

(相談)2000.6.28
数野先生、私の父(71歳)の悪性リンパ腫のことでご相談したくて突然のメールをお許しください.父は、昨年9月ころから吐くようになり、公立病院で、胃カメラで見ていただいたのですが、診きれず、今年の1月違う病院で、十二指腸に腫瘍があり通過障害が起きていることがわかりました.そのとき、担当のお医者様は、悪性リンパ腫であると診断し、2月に手術しましたが、門脈にかかっているとのことで、腫瘍は触らず、胃と腸をつなげるバイパス手術のみで、閉腹しました。月に1回、プロトシンなどの抗ガン治療を受けていますが、血液検査と、超音波の検査で、胆管が腫れているとのことで、いずれ、黄疸が出てくるといわれました.胆管が腫れるということは、どういうことなのでしょう.肝臓に転移は見られないといわれました.すい臓にもともとの腫瘍の影響が出てきたのでしょうか母が、肝臓が悪いなら、無理させないといろいろ父の行動を制限しようとしているので、残りの生や父の楽しみを奪うようで、私は、肝臓のせいじゃないと思うので、母に言ってやりたいのですが、胆管が腫れるということは、どういうことなのかわからないので、突然メールしてしまいました.お忙しいとは思いますが、どうぞ、よろしくお願いします.

(答え)2000.6.29
お答えします。大変ご心配のことと思います。胆管は、肝臓が作る消化液である胆汁を流す管で、肝臓全体から胆汁を集めた肝内胆管が肝門部(肝臓の入り口)で合流して総胆管という直径1cm以下の一本の管になります。総胆管は肝臓を出て、十二指腸まで続いていて、胆汁を肝臓から十二指腸に流す働きをします。長さは10cmもありません。その途中に胆嚢が着いています。川の流れと同じで、胆汁が流れる管の途中に流れにくいところがあると、その部分より上流に胆汁が溜まります。胆管は管ですから、胆汁が溜まると太くなってきます。腫れるというのは、太くなるという意味です。父上は十二指腸の病気ですから、胆管の最も下流の部分に問題が出ていて、総胆管が1センチ以上の太さになっているのではないかと思います。おそらく黄疸の数値が高くなっているのではないでしょうか。ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)2000.6.29
早々のお返事、お忙しいのにありがとうございました.結局、胆管が腫れるということは、胆汁の流れがどこかで悪くなっているという事ですね.胆管閉塞かもともとの腫瘍のあった十二指腸の出口が詰まったか、肝臓のところか、どこかということですね.幸い、今は、元気でいますので、黄疸が出たときはっきりするということでしょう.今、父のことを、どこがどうなっているのかお医者様に聞きたい、という思いと何も聞きたくないという気持ちが、同居していて、先生に、メール出してしました.お返事ありがとうございました.

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[胸骨の剣状突起:みぞおちにしこりが出来て痛いので診てもらったら軟骨と言われた]

(相談)千葉県2000.1.10
はじめまして私千葉県に住む27歳の会社員です。早速ですが相談にのってください。実は昨年の12月20前後ぐらいより左胸の辺りに痛みがあります。痛みの持続性は日によって違うのですが午前中は少なく夕方以降5〜10分間ぐらいよく痛みます。特にイタイイタイと不安に思い込むと痛みがおこります。1月7日に近所の総合病院で検査(心電図、レントゲン、採血)を受けた結果特に異常は見られないとのことでした。担当医に癌の可能性について尋ねた結果次の回答をいただきました。まず年齢的に可能性が低い。次に体にシコリが見られないとのことでした。しかしながら私もその場では納得したのですが、今日(1月9日)になって体のみぞうちの辺りにシコリを見つけました。確かみぞうちにシコリがでる場合の癌についての情報をどこかで見た覚えがあります。毎晩不安でしょうがありません。本当に神経的な痛みであるのならいいのですが神経的なものであれば約3週間近くも痛みが続くものなのでしょうか。ちなみに私の痛みは12月中は背中に打身のような痛みを覚え1月になってからは前からも打身のような痛みとたまに針が刺さったような痛みを覚えるようになりました。毎晩寝る前に精神不安におちいり体中から冷や汗をかいています。どうか先生から見た私の病気の見解と今後のよきアドバイスを宜しくお願いいたします。

(答え)2000.1.17
お答えします。留守にしていて返事が遅くなりました。評判の良い先生の所へ行って、痛い部分としこりの部分を良く診てもらってください。特にしこりがあるのであれば、まず外科で診てもらってください。あなたのメイルの内容からだけでは、それ以上のことは何もわかりません。ではまたいつでもメイルをください。

(相談)2000.1.18
数野先生ご返事ありがとうございます。私は千葉県に住む○○と申します。この前のメールはあまりにも動揺が激しかったため支離滅裂な内容になってしまい申し訳ありませんでした。実は私もメールさせていただいた数日後あまりにも不安だったため、もう一度同じ総合病院に行きもう一度診察していただいた結果、シコリは軟骨ですとのことでした。私は思い込みが激しい性格のようでその日以来特に痛みなども消えています。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。ただ一つだけ質問をさせていただきたいのですが、どうしてミゾウチのところに軟骨が現れたのでしょうか?周りの人はみんな無いのです。きっと私と同じ不安を抱えて病院に駆け込む人も多いいと思いますのでどうか教えてください。よろしくお願いいたします。

(答え)2000.1.18
お答えします。しこりでなくて良かったですね。それは誰にでもあるものですが、人によって目立つ人と目立たない人がいるだけです。「胸骨の剣状突起」という名前がついています。ではまたいつでもメイルをください。

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[膵管胆管合流異常という先天的な異常が見つかったが手術をしなければいけないか?]

(相談)2000.1.9
45歳主婦です。1月4日激しい嘔吐と下痢 胃がキュッとしまるような痛みで入院し検査しました。胃カメラでの検査で胃は異常なしとのことでした。子供の頃から胃は弱くここ数年胃の検査はしてきました。超音波やCTスキャンで、胆管炎の疑いありとのことで胆管造影をしましたら、膵臓の管が生まれつき上のほうに付いている為、胆管と合流して膵液が逆流しやすくその為に胆管内で炎症をおこしている・・といわれました。治療法は手術しかないとのことで、このまま置いておくと他の方より、胆管内のトラブルを抱えるリスクが高くなるとのことでしたが、簡単な手術ではないので、これから外科のドクターと相談になるのですが、どうしたものか決心がつきません。手術をしないリスクと受けるリスクどちらが大きいのでしょうか?今後定期的に検査を受けながら様子を見るということでは駄目でしょうか。

(答え)2000.1.17
お答えします。留守にしていて返事が遅くなりました。「膵管胆管合流異常」という先天的な異常です。胆道癌になる可能性が高いので手術をすすめられると思います。胆道拡張症を伴っている場合には、手術が絶対に必要です。胆道拡張を伴っていなくても、胆管炎を起こしているのならやはり手術をしたほうが良いと思います。確かにかなりのリスクを伴う手術ですので、充分な技術と経験のある医師の手術を受けなければいけません。

「今後定期的に検査を受けながら様子を見るということでは駄目でしょうか。」

少なくとも胆嚢を取っておかなければいけないと思います。腹腔鏡手術で胆嚢を取っておいて、厳重に定期検査を受けるというのが最低限必要な医療だと思います。記憶しておいて欲しいのは、胆管癌は治りにくい癌の一つであるということです。癌にならないうちに「膵管胆管合流異常」が見つかったということは、幸運だったと考えるべきだと思います。ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)2000.1.17
お返事本当に有難うございました。先生のご助言で手術を受ける決心がつきました。メールをお送りしてから、外科の先生から、はっきりとした診断がおりまして、やはり胆嚢に石もございました。また、くびれもあるとのことでどちらにしても、胆嚢は取らないといけない状態のようです。自分がそんな病気であることすら知らずに今までまいりましたので、いささか動揺も致しましたが、おっしゃるように、今見つかって良かったというふうに考えて、手術を受けようと思います。本当に有難うございました。今後もご助言頂ければどんなにか心強いことでしょう。術後のことやら、何やら不安な事がいっぱいです。お忙しいとは思いますが、又、ご相談申し上げました折には、ご助言のほどよろしくお願い申しあげます。

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[下血で入院し十二指腸潰瘍による幽門狭窄を起こしているが手術が必要か?]

(相談)1999.11.7
夫の事でお伺いします。10月5日に下血し、近くの胃腸科、肛門科に入院し、翌日胃カメラ、7日に再下血、輸血をしました。それから胃痛が起こり、やっと乗り越えたと思ったら、胃もたれに悩まされ、食べられなくなり8キロもやせてしまいました。7日ほど、様子を見るとのことで、食べたものを吐くようになり私が思っていたとうり、十二指腸の狭窄でした。今はしばらく栄養チューブを入れ、柔らかくなって通過するか様子をみることになっています。十二指腸潰瘍の幽門狭窄は、内科治療でよくなる事もあるのでしようか?夫は51歳、胃潰瘍は小判大、十二指腸潰瘍の何度もあとがあるそうです。幽門狭窄の手術は、大きな手術になるのでしようか?色々考えて、参ってしまいました。よろしくお願い致します。

(答え)1999.11.8
お答えします。大変ご心配のことと思います。

>十二指腸潰瘍の幽門狭窄は、内科治療でよくなる事もあるのでしようか?
>夫は51歳、胃潰瘍は小判大、十二指腸潰瘍の何度もあとがあるそうです。
>幽門狭窄の手術は、大きな手術になるのでしようか?

内科的治療で、どうしても良くならない場合にだけ、手術を考えます。手術は経験の豊富な外科医が行えば、特に難しい手術ではありません。原因は生活習慣ですので、自分で治す努力をしなければ、何回でも出来ます。参考までに医師用の参考書からコピーしておきます。

胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍Gastric Ulcer, Duodenal Ulcer and Stomal Ulcer
佐藤信紘  順天堂大学教授・消化器内科
十二指腸潰瘍では80-95%がH. pyloriによるといわれている.薬物療法の進歩により,本疾患の多くは内科的治療の適応となった.治療の目標としては,髻疼痛などの自覚症状を取り除く,鬆活動性潰瘍の治癒,鬘再発の抑制,鬚合併症の発生,進展の予防である.しかし,現状では内視鏡検査で治癒と判定した後に再発する例は依然として多い.再発に占めるH. pyloriの意義が注目されており,今後,除菌により潰瘍治癒の質を高め,その後の潰瘍再発を抑制すること,すなわち,潰瘍症からの離脱が期待される.そのことにより,従来より行われていた維持療法を含め,治療方針が大きく変換することが考えられる.
◆治療方針
1.一般療法
 H2受容体拮抗薬,プロトンポンプ阻害薬の出現により,一般療法を重視しなくても潰瘍を治癒に導くことが可能となった.しかし,再発予防の点では一般療法は維持療法においても注意すべきものと考えられる.
a.食事 高カロリー,高蛋白の食事を規則的に摂取することにより創傷治癒を促し,生活のリズムを規則正しくする.そして,長時間にわたる絶飲食により胃内pHが低値となることを避ける.従来いわれた食品の制限については潰瘍の経過に関しての有意差はないとされる.
b.心身の安静 心理的・社会的環境要因の中からストレスの原因を可能なかぎり除去する.このための入院治療の意味は現在も失われてはいない.
c.嗜好品 ニコチンが胃粘膜血流を低下させ,潰瘍の治癒を遷延化させるので喫煙は避けるように指導する.過度の香辛料やアルコールは活動期の潰瘍では避けるべきである.
(今日の治療指針1998年版/(c)1998 IGAKU-SHOIN Tokyo)

ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)1999.11.8
早速の返信メール、ありがとうございました。もうしばらく、内科的治療をしていただこうと思っています。又、治りましたらピロり菌の除菌も考える様に夫に話してみようと思います。本人が、気弱になってきているので活をいれるのが大変です。パソコン初心者なので、メールも始めて間がありません本当に嬉しいです。

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[人間ドックで総胆管拡張症の疑いと言われて検査を受けてている]

(相談)1999.8.19
はじめまして。今日はじめてこのページを見つけ、早速ご相談お願いしたくメールしています。私は53歳主婦。12年前「乳癌の疑い」、そして今年春「甲状腺癌の疑い」と言われ、どちらも手術をし、結果良性であった、という既往があります。さて、今回のご相談ですが、この7月に人間ドックで「総胆管拡張の疑い」と言われ、紹介状を持って今日病院に行ってきました。そこで「総胆管拡張は癌のことがあるんですよね。」と言われ、エコー、DIC。MRIの予約をしてきました。人間ドックではそれほどあわてることもないようなお話だったので、のんびりしていたのですが病院での今日のお話で急に心配になりました。「総胆管拡張」とはどんなことをいうでしょうか。今後どのような可能性が考えられるのでしょうか。何も知らないので教えていただきたく、お願いいたします。

(答え)1999.8.20
お答えします。まず総胆管は、肝臓が作る消化液である胆汁を集めた肝内胆管が肝門部(肝臓の入り口)で合流してできる直径1cm以下の一本の管で、十二指腸まで続いていて胆汁を十二指腸に流す働きをします。長さは10cmもありません。その途中に胆嚢が着いています。「総胆管拡張」は総胆管が太くなった状態で、先天的のものが多く、膵臓からの膵管が合流している場合もあります(合流異常)。十二指腸への胆汁の流れが悪くなるために、結石ができたり、炎症を起こしたりしやすくなります。また合流異常があると膵炎を起こしやすくなります。やはり一番問題なのは、癌ができる可能性が高いということです。診断するためには、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査)をしなければいけません。専用の内視鏡を胃を越えて十二指腸まで入れて、その先から細い管を出して胆管と膵管に差し込んで造影剤を入れて、レントゲン写真を撮ります。専門医が注意深く行えば、特に危険な検査ではありません。もし診断がつけば、治療は手術ということになります。ではまたいつでもメイルをください。

(返礼)1999.8.20
昨日、はじめてメールを差し上げた○○です。早速丁寧なお返事をくださりありがとうございました。私の不安に対し、すぐに応えてくださったことは、驚きとともにとても心強くうれしく思いました。よく言われる「3時間待ちの3分医療」ではとても期待できない、まさに「心の通った医療」を実感しました。まだこれから何があるか分かりません。またメールさせていただくと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

(相談)1999.8.28
先日はご丁寧なメールありがとうございました。一昨日、超音波、昨日DICと検査を受けてきました。9月28日にはMRIの予定です。取りあえずの結果は9月2日に聞きに行くことになっていますが、それまで待ちきれずメールをしています。総胆管拡張は自覚症状としてはどんなものがあるのですか。普通どんなときに発見されるものなのですか。私は以前から胃炎気味で、脂っこいものが苦手でした。特に動物性脂肪がだめでなるべく避けていました。そんなことがあるのでこのところ胃部に違和感があるのはいつものことと気にせずにいました。それは関係ありますか。とりとめのないご質問ですがお聞かせください。

(答え)1999.8.29
お答えします。病気そのものにはあまり症状がありません。胆汁の流れが悪くなったり、結石ができたりして、症状が出たときに検査を受けて発見されることが多いと思います。胃の症状とは直接関係は無いと思いますが、胃の症状と思っているものが、胆道系の症状だったのかもしれません。ではまたいつでもメイルをください。

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[舌扁桃:舌の付け根に腫瘍のようなものがありポリープと言われた]

(相談)1998.9.6
お忙しいところ 申し訳ございませんが、ご相談があります。実は、私の母なのですが、5年ほど前に 甲状腺(バセドウ病)と診断され 目(目筋)の手術をし、その後 放射線治療をしました。最近、舌の付け根(扁桃腺の下)あたりに 大中小の腫瘍みたいなものができているのを見つけたそうです。小さい病院では カルテに「ポリープ」と 書かれておりガンでは?と、とても 心配しています。大きいもので 5ミリくらいで 舌の両脇にあり、赤く まるいものらしいです。そのままだと 痛みはなく いじると痛いみたいです。最近、味覚障害もあるみたいなので とても心配です。やはり 早めに検査したほうがいいのでしょうか?舌癌の情報が あまりないので、余計 不安です。母は53才です。お疲れのところ 大変 申し訳ございませんがどうぞ宜しくお願い致します。

(答え)1998.9.6
お答えします。あなたのメイルからわかることは、「舌の両脇にあり、赤く まるいもの」は、おそらく「舌扁桃」というもので、正常と思われます。のどの奥をぐるっととりまくように「扁桃」があり、左右にあるものを「口蓋扁桃」(これを普通、扁桃腺と呼んでいます)、舌の両脇の付け根にあるものを「舌扁桃」、天井の部分にあるものを「咽頭扁桃」といいます。これを「ワルダイエルのリンパ上皮性咽頭輪」といって、すべてリンパ組織です。普通は、「口蓋扁桃」(扁桃腺)しか目立ちませんので、他のものに気付かないだけです。もし心配なら、耳鼻咽喉科へ行って診てもらってください。ところで、私の方からの質問です。「 甲状腺(バセドウ病)と診断され 目(目筋)の手術をし、その後 放射線治療をした」とありますが、理解できません。まず、病気は甲状腺が腫れて働きが異常となる病気(甲状腺機能亢進症、いわゆるバセドウ氏病)だったのか、甲状腺に腫瘍ができたのか、「甲状腺」というのは、たとえば「胃」というようなもので、病気の名前ではありません。次に、目の手術を受けた理由は何でしょうか。「その後 放射線治療をした」のは、どこにどのように放射線をあてたのでしょうか。甲状腺の病気に対してでしょうか。わかる範囲で教えてください。

(返礼)1998.9.6
早々、メールのご返事 ありがとうございました。母に電話したら 少し、安心したようです。でも、ひとつ きのこの様な形のものもあるそうなので病院に行って 調べてくるとのことです。早く 結果が分かれば、楽になれますよね。母の甲状腺の病気のことですが、順番を間違えました。最初に甲状腺の病気になり、目の裏側に腫瘍ができ、その治療で放射線治療をしたそうです。その後、腫瘍がなくなったのですが、左右の目の裏の隙間(?)が 違ったのか、目がきちんと見えなくなり物が すべて二重に見えてしまい、目筋の手術をしました。上目筋の手術だそうです。本当は 何回かやらないと見えないはずなのに、一回で見えるようになったみたいで、その後 ちゃんと見えている様です。(ちなみに 東京の 伊藤病院 です。甲状腺の専門病院みたいなので)一時、甲状腺ホルモンのせいか、心臓のほうまで 悪くなりニトロとかもらってました。すごく弱いので すぐ心配になってします。。。体重も 35キロしかなく、精神的にも色々とあるので余計 病気になりやすいのかもしれませんね。先生のように ホームページなどで 一般の方の質問や相談にのってくださると、遠い存在の医師が とても身近に感じられて とてもうれしいです。これからも ホームページで 色々と勉強させていただきます。どうもありがとうございました♪

(返信)1998.9.7
メイルありがとうございました。東京の伊藤病院は、甲状腺の専門病院として、有名な病院のようですね。母上は、病弱のようですので、気を付けてあげてください。性格にもよりますが、「病は気から」というように、少しでも前向きに、明るく生きたいものです。笑いとユーモアが大切です。ではまたいつでもメイルください。

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