九条の会・福山

[「九条の会・福山」が発足] 朝日新聞 2006年2月21日
[「九条の会・福山」が結成記念し講演会] 小森教授護憲訴え 中国新聞 2006年3月11日
九条の会 九条の会・医療者の会

「九条の会・福山」呼び掛け人:伊藤敏男(日本農業を守る会)▽数野博(ちょう外科院長)▽川崎保孝(弁護士)▽石塚一(牧師)▽河野教明(住職)▽林勤(元中学校教師)▽落合真弓(環境カウンセラー)▽松居秀子(靹まちづくり工房代表)▽谷元絢子(自営業)▽三浦正人(駆逐艦「雪風」乗組員)▽佐々木至成(浄土真宗本願寺派僧侶)▽村田民雄(市民運動交流センター代表)▽彦坂昭子(被爆者)。

日本国憲法今まさに旬!日本国憲法は、世界平和宣言であり、世界人権宣言なのです!

→九条の会 →「九条の会」アピール →「九条の会・医療者の会 →「九条の会・医療者の会」発会記念講演会講演録
[「九条の会」アピールへの賛同を多くの先生に呼びかけます] 広島県保険医新聞 2006年3月10日

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「九条の会」:戦争をしない国・ひとりひとりの国民を大切にする国にするために!
憲法は国民を守るために国をしばる法!いまこれを国を守るために国民をしばる法に変えようとしている人たちがいます!
米軍基地再編問題での政府のやり方そのものです。「地元同意」を無理矢理押し付けようとしています。
国民不在の政治が憲法改正国民投票法案を作ろうとしています→[「憲法改正国民投票法案」の問題点]

憲法 constitutionとは国の組織と作用を規定した法典で、法律 lawとは憲法で規定された国家が決定し公布した規則です。
1946年11月3日に公布され1947年5月3日に施行された日本国憲法は、1945年に制定された国際連合憲章の平和主義に基づいて、
その文言を引用しさらに究極の平和主義まで高めたもので、その精神は1947年3月に施行された教育基本法にも盛り込まれました。
[教育基本法改正案] なぜそんなに急ぐのか 中国新聞 社説 2006年4月14日
[一本の鉛筆] 憲法は歴史の奇跡が生んだもの、今こそ活かさねば 中国新聞「天風録」2006年3月28日
[九条を遵守して米軍基地をなくせ] 広島県保険医新聞「主張」2006年3月10日
○「軍隊は国民を守らない」が歴史の教訓 ○戦争しないことこそが唯一の「国民保護」→有事法制と歴史

日本国憲法第9条 →日本国憲法
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法 第9条は、日本国憲法の三大原則のひとつである平和主義を具体的に規定する条文であり、この条文だけで憲法の第2章を構成する。
この条文は「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」の3つの要素から構成される。
日本国憲法の三大原則:(1)国民主権(2)平和主義 (戦争の放棄)(3)基本的人権の尊重


「九条の会・福山」が発足
朝日新聞 2006年2月21日

戦争放棄と戦力を持たないことを規定した憲法9条を守ろうと、福山市内に住む弁護士や牧師ら13人が呼びかけ人となり、「九条の会・福山」を発足させた。3月10日には同市内で、「九条の会」事務局長の小森陽一・東京大学教授の記念講演会を催す。「9条を守るという一点で手をつなぎ、改憲を防ごう」と、地元の川崎保孝弁護士や市民運動交流センター代表の村田民雄さんらが呼びかけた。村田さんは「海外に出ると、日本の孤立ぶりがわかる。それでもアジアの人々が安心しているのは、9条という担保があるから。他地域の会とも連携して、備後の地から9条を守っていきたい」と話している。県内では、すでに広島市や尾道市などで30ほどの「九条の会」ができているという。


「九条の会・福山」が結成記念し講演会
小森教授護憲訴え
中国新聞 2006年3月11日

福山市内の弁護士や市民団体代表ら十三人が呼び掛け人となり発足した「九条の会・福山」の結成記念講演会が十日、福山市東桜町の県民文化センターふくやまであった。市民ら約六百人が参加した。作家の大江健三郎さんら九人が呼び掛け人の「九条の会」(東京都)事務局長で小森陽一東京大大学院教授が「憲法を守る運動の到達点と今後の課題」をテーマに講演した。「自衛軍を保持する」とうたった自民党の新憲法草案について、「現憲法の『戦争の放棄』を放棄する改悪に当たる」と指摘。「世界に誇るべき憲法を守ろう」と呼び掛けた。講演に先立ち、呼び掛け人の一人で市民団体メンバーの伊藤敏男さん(64)=同市寺町=が「市民が手を取り合い、会の輪を広げよう」とあいさつした。(山本利明)

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